キャンパスで育てたホップを使用 関西大発のクラフトビール「關杯」が完成
産経ニュース / 2024年10月30日 16時34分
関西大学(大阪府吹田市)のオリジナルクラフトビールが完成した。その名も「關杯(かんぱい)」。今月、同大で開かれた校友総会でお披露目され、参加したOBらが早速味わった。ビールの開発やラベル製作には、2025年大阪・関西万博を盛り上げようと結成された万博部の学生らが関わっており、万博会場での販売も視野に入れているという。
ビールを開発したのは、関西大万博部の「關杯プロジェクト」チーム。人と人のつながりの場の創出を目指して活動し、クラフトコーラの開発も手がける。
今年3月、同大千里山キャンパスで卒業生らが原料となるホップの苗を植え付けた。学生らが肥料やりなどの世話を続け、7月中旬には高さ10メートル以上に成長。約15キロを収穫した。
クラフトビールの醸造所「中津ブルワリー」(大阪市北区)にホップを持ち込み、学生らの意見をもとに醸造を行った。プロジェクトチーム代表の田井豊浩さん(21)=総合情報学部3年=は「さわやかで飲みやすく、すっきりした味わいを追求した」と話す。アルコール度数は5%前後に抑えたという。
ネーミングについては「乾杯」の言葉に、関西大の「関」の旧字体を組み合わせた。ラベルに描かれた両手は、仲間とともにホップを収穫した姿を表現。スクールカラーの紫紺をベースに校章のアシの葉をあしらい、粋でモダンなデザインに仕上げた。ラベルの「關杯」の部分はステッカーとしても利用できる。
校友総会では、田井さんとプロジェクトメンバーの中村いなみさん(19)=社会学部1年=が約600人の同大OBを前に、ビールが完成するまでの経緯を説明。メンバーは「緊張したけれど、皆さんがおいしそうに飲んでいたのでうれしかった」などと感想を語り合っていた。
關杯(330ミリリットル)は600本を製造。同大のイベントなどで1500円で販売する予定。(格清政典)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
飯館村産ホップで作った地ビール完成…東大農学部生らが「育てられるのでは」と栽培着想
読売新聞 / 2024年10月27日 17時3分
-
代官山のSVB東京で、今年もクラフトビールの祭典が開催!
マイナビニュース / 2024年10月16日 14時58分
-
産官学の連携により誕生した関西大学オリジナルビール「關杯(かんぱい)」のラベル協賛
PR TIMES / 2024年10月9日 16時45分
-
◆関西大学ブリュープロジェクトによる初めての乾杯イベント◆ついに完成!関大クラフトビール。その名は「關杯」
PR TIMES / 2024年10月9日 16時45分
-
◆関西大学ブリュープロジェクトによる初めての乾杯イベント◆ついに完成!関大クラフトビール。その名は「關杯」~まるで銘酒のような洗練されたラベルデザインと想いを届けるマル秘仕掛け~
Digital PR Platform / 2024年10月9日 14時5分
ランキング
-
1「夜型の人」が朝スッキリ目ざめるルーティン3つ 体内時計は自分で簡単にコントロールできる
東洋経済オンライン / 2024年10月31日 9時50分
-
2職場のBBQで肉を焼き続けた“女性契約社員”が知った真実「虚しくなって、ボロボロ泣いてしまいました」
日刊SPA! / 2024年10月31日 15時51分
-
3【食べ過ぎ注意】バナナを食べ過ぎると「中性脂肪」上昇って本当? 管理栄養士に聞いた結果
オトナンサー / 2024年10月31日 8時10分
-
4“ヤバいバイト”が大量発生するコンビニ…「むしろ外国人のほうが戦力になる」採用担当の嘆き
日刊SPA! / 2024年10月31日 8時51分
-
5「お金が貯まる人」が使っている財布の特徴。確実に金運を上げるために選ぶべき色とは?
女子SPA! / 2024年10月31日 8時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください