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秩父の和菓子店が新商品 地元産品使用し地域貢献

産経ニュース / 2024年4月25日 21時10分

温めたみたらしに団子をつけるのが特徴の「炙り味噌みたらし団子」=秩父市の栗助本店(昌林龍一撮影)

埼玉県秩父市黒谷の「秩父菓子処 栗助本店」が今月、地元素材を使用した新商品を開発した。素材に秩父地方のしょうゆなどの名産品を使ったもので、運営会社の町田啓介社長(71)は「秩父の香りを感じてもらえればうれしいです」としている。

開発したのは、同市に隣接する皆野町の「新井武平商店」の秩父みそと横瀬町の「島田醤油」のこいくちしょうゆをタレに使用した「炙り味噌みたらし団子」(1千円)。モンブランのあんを秩父の伝統産業である織物の糸に見立てて細く絞った「絞りたて栗助モンブラン」(1500円)など。

昨年から国の補助金が新商品の開発にも使えるようになったことで、「地産材料をアピールすることで地域貢献したい」(同社長)と開発した。新商品は築100年以上の蔵を活用しリニューアルオープンしたカフェで提供している。

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