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季節感あふれる一品「イワシの梅干し煮」 ひなちゃんパパの家族レシピ 

産経ニュース / 2024年6月9日 9時0分

イワシの梅干し煮

暦の上では、明日10日は「入梅」で梅雨の始まり。実際の梅雨入りはいつになるのか、気になりますね。

「『入梅イワシ』って聞いたことがあるかしら? この季節にとれるイワシは脂が乗って特においしいのよ」

江上料理学院副院長の江上佳奈美先生は、煮魚にするのをすすめてくれました。クセのある青魚を食べやすくするために、合わせるのが梅干し。季節感あふれる一品になりそうです。

イワシはうろこを取り、頭を落とします。腹に包丁を入れて、内臓を取り出したら、流水できれいに洗って水気を拭き取ります。

「まず、酢水で下ゆですると特有の生臭みが抜けるの。ただし、酢の酸で鍋を傷めてしまうことがあるので、ステンレスやフッ素樹脂加工などの鍋を使うのがポイントよ」と江上先生。

下ゆで後は調味料と梅干し、ショウガで味をつけながら煮上げますが、先に酒とみりんを煮立たせてアルコール分を飛ばせば、ひなちゃんが一緒に食べても安心。煮汁が煮立ったところにイワシを入れ、ホイルやクッキングシートで落とし蓋をしたら弱火で煮ていきます。イワシは「鰯」と書くように身がやわらか。強火でグラグラさせながら煮ると崩れてしまうそうです。

器に盛って、彩りよく青ジソの千切りをのせれば出来上がりです。食べてみると、梅干しの酸味はほとんどなく、さっぱりとした甘みに。イワシのうまみを、ショウガの風味が爽やかに引き立てています。

骨からの身離れがよく、小骨もやわらかいので気になりません。ひなちゃんは食べ終わったお皿を見せて、「こんなに上手に食べられましたぁ」。

材料・3、4人分

イワシ…………………………4尾

梅干し………………………大2個

ショウガ………………………20グラム

青ジソ(千切り)…………2枚分

酢、酒、みりん、砂糖、しょうゆ

作り方

❶イワシはうろこ、頭、内臓を取り除き、水洗いして水気をおさえる。

❷ショウガは千切りにする。梅干しは種を取り除き、粗くちぎる。

❸鍋に水3カップ、酢大さじ3を入れて煮立たせ、①を入れて5分ほどゆでる。そのまま冷まし、取り出す。

❹③の鍋をさっと洗って酒大さじ3、みりん大さじ1を入れて煮立たせ、水1カップ、砂糖大さじ1、しょうゆ大さじ2を加えて再度煮立たせる。③のイワシを並べ入れて②を加え、落とし蓋をして弱火で10~15分、煮汁にとろみがつくまでゆっくりと煮る。

❺器に④を盛り、青ジソをのせる。

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