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国の名勝・和歌の浦 新施設名は「あしべ庵」

産経ニュース / 2024年5月9日 8時0分

和歌の浦に整備される施設の完成イメージ(和歌山市提供)

和歌山市は、国の名勝・和歌の浦の魅力を発信する拠点として整備を進めている施設の名称について「和歌の浦 あしべ庵」に決定したと発表した。公募し、応募作品の中から、市幹部らで構成する名称検討委員会が選んだ。名称を含む施設の設置条例が市議会で可決・成立することで正式に決まる。

公募は1~2月に行い、202人から373作品の応募があった。名称検討委員会で「和歌の浦 あしべ庵」は、奈良時代に完成した歌集「万葉集」の代表的な歌人、山部赤人が詠んだ和歌に「葦辺(あしべ)」が使われていること、ひらがなの「あしべ」が外国人からも分かりやすいことなどが評価されたという。

拠点となる施設は、「和歌山綿布」の社長だった福島嘉六郎氏の別荘として昭和4年に同市和歌浦中に建てられた旧福島嘉六郎邸の母屋や離れを改修。庭園の整備も進めている。

今年は、奈良時代に聖武天皇が和歌の浦へ行幸(ぎょうこう)してから1300年の節目を迎えることから、10月に「和歌の聖地・和歌の浦 誕生千三百年記念大祭」が開催される。拠点施設はその前の9月の開館を目指している。観光案内のスペースのほか、地域住民との交流の場となるイベントスペースなども整備。駐車場も設けるという。

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