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ロシア、ウクライナ東部の小都市を制圧と主張 重要拠点ポクロフスク制圧へ足場固めか

産経ニュース / 2024年10月29日 22時28分

ロシアによるウクライナ侵略で、露国防省は29日、ウクライナ東部ドネツク州の小都市セリドボを制圧したと主張した。セリドボは露軍が制圧を狙うウクライナ軍の重要防衛拠点の一角である都市ポクロフスクの近郊に位置している。露国防省の主張が事実であれば、今後、ポクロフスク制圧に向けた露軍の攻勢が強まることが予想される。

セリドボを巡っては最近、露軍が市内に侵入し、ウクライナ軍は厳しい戦いを強いられていると報告されていた。

ウクライナの軍事専門家は、露軍がセリドボを制圧してポクロフスク制圧に向けた補給拠点として利用しようとしていると指摘。また、露軍が本格的なポクロフスク制圧に乗り出す前に、ポクロフスク方面に展開するウクライナ軍の補給ルートとなっている近郊の集落クラホボの制圧を狙う可能性もあるとしている。

露軍は全域の掌握を主目標とするドネツク州で現在、ポクロフスク方面のほか、チャソフヤル方面やリマン方面など複数方向で攻勢を継続。露軍はウクライナ軍の防衛線を突破し、同州の主要都市クラマトルスクやスラビャンスク方面への進軍ルートを確保する思惑だとみられている。

一方、ウクライナ軍は防衛線を逐次的に後退させつつ、露軍に攻勢を継続できなくなる水準まで損害を与えようとする戦術を進めている。

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