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プーチン露大統領、5期目の就任式 ウクライナ侵略改めて正当化へ

産経ニュース / 2024年5月7日 10時48分

ロシアのプーチン大統領は7日、3月に行われた大統領選(任期6年)で勝利したことを受け、首都モスクワで通算5期目となる大統領就任式に臨む。プーチン氏は式で演説し、3年目に突入したウクライナ侵略を正当化するとともに、目標達成まで軍事作戦を継続する意思を改めて表明する見通しだ。

プーチン氏は就任式に先立つ6日、ミシュスチン首相や政府閣僚らと会談。ウクライナ侵略について、東部ドンバス地域(ドネツク・ルガンスク両州)のロシア系住民をウクライナ側から「保護」するために「ロシアは軍事手段を用いた非常措置をとらざるを得なかった」と主張し、侵略を改めて正当化した。

ドンバスではウクライナの親露派政権が崩壊した2014年の政変後、主要部を実効支配した親露派武装勢力とウクライナの紛争が継続。プーチン氏は22年、紛争終結や住民保護を名目に軍事作戦の開始を宣言した。

プーチン氏はまた、侵略に伴い欧米諸国が発動した対露経済制裁について「ロシアを政治的かつ経済的に内部から破壊しようとしたものだ」と批判。それにもかかわらず露経済は順調に成長しているとし、「われわれの敵対者は一切成功しなかった」と述べて制裁の打破に自信を示した。

プーチン氏は就任式の後、次期首相を選定し、下院に承認を求める。下院に承認された次期首相が組閣を行う。ただ、外相や国防相など重要閣僚はプーチン氏と上院が協議して決める。露メディアは、ラブロフ外相やショイグ国防相、ミシュスチン首相ら主要閣僚は留任される公算が大きいと伝えている。

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