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北朝鮮兵力3000人が戦闘地近くに展開 韓国大統領、ウクライナに攻撃兵器供与も示唆

産経ニュース / 2024年10月29日 20時23分

【ソウル=桜井紀雄】ウクライナのゼレンスキー大統領と韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は29日、電話会談し、北朝鮮のロシア派兵を巡る対応策を協議した。ゼレンスキー氏は、戦闘地域近くのロシアの訓練拠点に北朝鮮の兵力約3千人が配置されたとの情報を伝え、駐屯規模は約1万2千人まで増えるとの見通しを示した。

尹氏は北朝鮮の部隊が戦場に投じられるなどした場合、「実効的、段階的な対応措置を取っていく」と述べ、今後の攻撃用兵器供与の可能性も示唆した。現代戦の経験が乏しい北朝鮮が「実戦で得た経験を朝鮮人民軍全体に習得させれば、韓国の安全保障に大きな脅威となる」とも強調した。

両首脳は、具体的な協力策を協議するため、近く相互に代表団を派遣することで一致した。

韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は29日、朝鮮人民軍の高級将校を含む一部の兵力が前線に移動している可能性があるとの見方を示した。報告を受けた国会議員が記者団に明らかにした。

露メディアによると、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は29日、ロシア公式訪問のため、極東ウラジオストクに到着。30日にモスクワで露外務省高官と会談する。国情院は、崔氏がロシアとの協議で追加派兵や見返りなどに関して協議するとの見方を報告した。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の訪露が議題になる可能性がある。

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