【公示直前】前職同士の一騎打ちか 衆院静岡4区
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年10月14日 17時31分
衆院選公示前最後の週末は3連休とも重なり、静岡県内の立候補予定者たちは多くの人が集まる場所に繰り出しました
静岡市清水区と富士宮市、富士市の一部を選挙区とする静岡4区。
これまでに立候補を表明しているのは、自民党の深沢陽一前衆院議員と国民民主党の田中健前衆院議員の2人。県内では唯一、前職同士が一騎打ちとなります
衆議院解散直後・・・
(深沢前衆院議員)
「反省するところは反省して、政策はしっかりと進めていきたい。特に経済対策はじめ、地元では防災対策、そういったことが1番求められてると思うので、そこを皆さんにしっかりと約束をしていきたいと思っている」
深沢さんは2020年、自民党・望月義夫元環境大臣の死去に伴う補欠選挙に、後継者として立候補し初当選。
翌年行われた衆院選でも勝利し、現在、外務大臣政務官も務めています。
公示直前の3連休、地元の運動会やイベントを精力的にまわりました。
(深沢前衆院議員(挨拶))
「本当に今回は非常に厳しい選挙戦となりますので、何より昔からの地域の皆様、後援者の皆様が頼りですのでぜひお力をお貸しいただけますようよろしくお願いしたいと申します」
イベント会場を次から次へと分刻みのスケジュールで駆け回ります。この日、午前中だけでも6か所、挨拶に周りました。
今回の選挙で深沢さんが最も訴えたい政策は何なのでしょうか
(深沢前衆院議員)
「頻発している豪雨災害、温暖化に伴う災害に対する防災。これをしっかりと国、県、市連携して取り組んでいくということはお約束したいと思います」
一方、与野党一騎打ちとるこの選挙区で「政治とカネ」の問題についてはどう訴えていくのか聞くと…
(深沢前衆院議員)
「野党だけが言っていることではなくて、自民党内でもこの政治とカネについては厳しい意見が飛び交っております。なのでこれは(与野党)対決というよりは、私たち自身一人一人、私たち党派の中で厳しく検討していく問題だと思っております」
++++++
一方、国民民主党の田中健さんは衆議院解散の前日、静岡市清水区で決起集会を開きました。
もともとは、タウンミーティングの予定でしたが、急遽、選挙に向けた決起集会となりました。
イベントでは玉木代表も登壇、自民党への対決姿勢を露わにしていました。
(国民民主党・玉木代表)
「よく皆さん、裏金問題と言いますど、きれいなものじゃないですよ、あれ脱税ですから。そんな人が再び皆さんから頂いた税金、予算100兆円の配分を決めるその椅子に座らせ続けるのがいいのかどうかが問われている」
田中さんが最も強く訴えるのは、経済政策です。
(田中前衆院議員)
「国民民主党は今回、国の懐ではなくて、国民一人一人の懐を豊かにする“給料を上げる”からさらに進んで皆さんの手取りを上げることを第一目標に掲げました」
前回選で田中さんはおよそ3万5000票差をつけられ深沢さんに大敗し、比例復活での初当選となりました。
今回は小選挙区での勝利を目指します。
(田中前衆院議員)
「まさに自民党かそうではない非自民党かという選挙になるかと思いますので、今の自民党ではだめだと、今の政権ではだめだという声を全て受け止められるような選挙戦を繰り広げていきたい」
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