静岡市リニア協議会がJR東海が示すツバクロへの盛り土について条件付きで了承（静岡市）

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

リニア新幹線の工事について議論する静岡市の協議会は4日、JR東海が示すツバクロへの盛り土について条件付きで了承しました。

協議会では、JR東海が示しているトンネル工事で出た土の残土置き場「ツバクロ」への盛り土の設計方法などについて話し合われました。

この中で、協議会は、盛土規制法などの法令上の義務とされる履行基準よりも厳しい条件への適合性が確認できるとして、JR東海の設計方法について「妥当」と結論付けました。

ただし、盛り土する前に、土砂の性質を確認し、盛り土の高さや補強方法の変更など、安全性に必要な措置を検討する必要があるとしました。

（難波市長）

「追加的な補強対策をするなどの前提付きで、JR東海が提案している盛り土方法で了承となった」

また、生態系の保全についても協議され、順応的管理に基づく、回避・低減や代償措置など、環境への影響を評価する進め方についても合意しました。

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