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[奈良・橿原市]安全確保行動が分かる洪水ハザードマップを作成

政治山 / 2021年11月22日 18時10分

水害

※写真はイメージです

 奈良県橿原市(12万1700人)は、新しい洪水ハザードマップを作成した。13年ぶりに改訂したもので、奈良県が作成した橿原市に影響を及ぼす可能性のある7つの河川の洪水浸水想定区域図を重ね合わせ、市が指定する避難先や取るべき安全確保行動、さらには5月20日以降運用している新しい避難情報についても記載している。

 「チャートで分かる!安全確保行動」も作成し、想定される浸水の深さや豪雨時等の自らの状況に応じて、チャート式の設問に「はい」「いいえ」などで選択を繰り返していくと、危険度の確認や最適な安全確保行動が分かる仕組みになっているのが最大の特徴。安全確保に必要な情報は最小限に絞り、オリジナルキャラクターを登場させて重要なメッセージを伝えるなどの工夫を凝らし、親しみやすく、活用しやすい紙面になっている。

 また、全国初の試みとして、スマートフォンからGPS位置情報を用いて、その場の危険度と適切な安全確保行動がすぐに分かる仕組みを導入した。マップは市内の各家庭に配布し、災害の備えや災害時に活用してもらう。今後は、市を訪れた観光客などにも情報提供が行えるような取組みも進めたいとしている。

(月刊「ガバナンス」2021年10月号・DATA BANK2021)

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