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[山梨・富士吉田市]“転ばないまち”を目指し「転倒予防都市宣言」を実施

政治山 / 2022年2月3日 14時11分

高齢者の運動

※写真はイメージです

 山梨県富士吉田市(4万8600人)は、転倒しない身体づくりと万が一転倒しても安易に骨折をしないよう、柔軟性のあるしっかりとした骨格を形成することを目指して「転倒予防都市宣言」を行った。

 国内では急速に高齢化が進んでおり、市においても4月1日現在、高齢化率が30.3%になっている。団塊の世代が後期高齢者になる25年にはさらに加速すると見込まれている状況にある。

 こうしたなか、高齢者の要介護や寝たきりの大きな要因である転倒・転落は、大腿骨頚部骨折、脊椎骨折、頭部外傷などの重大なケガを招くことから、社会的問題となっている。また、転倒に関する問題は高齢者だけではなく、子どもの体力不足や運動機能の低下による事故も多くなっていることから、体が出来上がっていく幼少期からの取組みも重要視されている。

 宣言では、「食事」「運動」「環境」を転倒予防の三つの柱として、これらを達成するための「1日3食」「1日1運動」「1日1整理」を「1311運動」とし掲げている。市は、広報やケーブルテレビなどの媒体を活用した普及啓発活動や、転倒予防に関する教室等の開催などを通じ、市民に1311運動を推奨していく。

(月刊「ガバナンス」2021年12月号・DATA BANK2021)

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