「商業高校フードグランプリ」 11月の本選進出6校6商品が決定、伊藤忠食品

伊藤忠食品が主催する「第11回商業高校フードグランプリ」本選出場校6校6商品が決定した。本選は11月3日に東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で開かれる。

「商業高校フードグランプリ」は、全国の高校生がプロデュースした食の商品コンテスト。高校生が地域の特産品を用いて、メーカーと共同開発した商品のナンバーワンを決める。大会エントリーを通じて、継続的に流通・販売可能な商品の条件や課題を学ぶことに加え、高校生のフレッシュな発想、アイデアで開発された商品による売場の活性化、地域食文化の活性化を目的に2013年から開催している。

今年度からエントリー対象を拡大。従来の商業高校および商業科目を有する高校に加え、食品の商品開発を行う農業科・水産科・普通科・総合学科などの高校も対象となった。

11回目を迎える本大会には39校51商品がエントリー。応募商品の試食審査および品質保証審査を経て、次の通り本選進出6校6商品が決定した。

〈本選出場校〉北海道網走桂陽高校「あばしりポテトチップス（やまわさびしょうゆ味）」、宮城県仙台市立仙台商業高校「いぎなしすげぇ!!たけの米ん」、千葉県千葉商科大学付属高校「Ps’」、静岡県立浜松商業高校「君にれもん（浜松れもんDX）」、静岡県立伊豆伊東高校「金目鯛の舞～金目鯛せんべいプレミアム～」、兵庫県立姫路商業高校「ふわ姫パン」。

なお、11月3日に池袋サンシャインシティで開かれる本選では、審査員による試食審査およびプレゼンテーション審査によりグランプリを決定。プレゼンテーション審査では、「持続可能な社会に向けた商品開発」をテーマに、開発商品の特長や生徒が自ら行動し解決した課題、流通を想定して工夫した点などを発表する。当日はライブ配信も予定している。