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「25年後の自分」に会える 万博大阪パビリオン 展示内容を発表

食品新聞 / 2024年12月27日 13時16分

2025年日本国際博覧会大阪パビリオンは12月20日、展示コンテンツのメディア発表会を大阪市内で開催し、吉村洋文知事などが登壇したほか、森永乳業やエア・ウォーター(AW)など5社が出展内容のプレゼンテーションを実施。会場内展示ブースでは、六甲バターがチーズ代替食の先行試食、AWがミライのミックスドリンクの試飲体験など14社が紹介や展示を行った。

大阪ヘルスケアパビリオンのテーマは「REBORN」で、「カラダはひとつ。ミライはむげん。」と訴求していく。発表会では吉村知事と横山英幸大阪市長などが登壇し、パビリオンの目玉である「REBORN体験ルート」の「カラダ測定ポッド」や、25年後(2050年)の自分のアバターに出会える「ミライの自分」などを紹介。吉村知事は「入った時と出た時では価値観が変わっているパビリオンにしたい」と語った。

各社のブースプレゼンでは、森永乳業は2050年はすべての人がビフィズス菌摂取で腸内環境が改善され、腸から進化した人間「スーパーヒューマン」になっている設定の「ビフィズス菌でスーパーヒューマンブース」を発表。ビフィズス菌の未来の効果を最新技術などで複数体験できるブースとして紹介。AWはミライの暮らしが体験できる「ネオライフスタイルLDK」として、キッチンゾーンではその日の健康データや気分に基づいて食事を作ってくれるミライのキッチンが映像で楽しめるなど、新しい暮らし体験を提供すると発表した。

また会場内展示では、六甲バターが万博会期中に展開するチーズ代替食レストラン「QBB これもいいキッチン」で提供する植物性素材だけでつくった20以上のメニューから数品を試食提案。スイーツでは、ドーナツに付加するクリームチーズのホイップや、食ではおからこんにゃくを使用した串カツなどを試食提供。AWは、ロボットと人が協力して作り上げるミライのミックスドリンクの北海道産野菜などを使用したスムージーの試飲を実施。

その他、ロート製薬は撮影した目の画像から目の年齢が測定できるコーナーを設けるなど、吉村知事と横山市長が各ブースを訪れ、試食、試飲、体験を通してブース担当者と交流を図った。

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