ペットボトル入り白湯が1.7倍に拡大 通年の健康ニーズに対応 アサヒ飲料「おいしい水」ブランドの成長へ貢献
食品新聞 / 2024年12月31日 11時50分
アサヒ飲料の米女太一社長は12月17日の年末会見で 「おいしい水 天然水 白湯」(白湯)の1-11月販売数量が前年同期比約1.7倍になったことを明らかにした。
通年の健康ニーズに対応したことと増量が奏功したとみられる。
好調要因について米女社長は「健康に対する感度がますます高まっており、それにマッチした商品が出るとお買い上げいただけると認識している」と語る。
同社によると、「白湯」に対して“ノンカフェインで助かる”“おいしくて体にしみわたる”などのさまざまな声が寄せられ、白湯の飲用経験率は年々増加しており、女性だけではなく男性の飲用経験率も増えているという。
増量商品は9月24日から発売している。“日中も飲めるたっぷりとした容量がほしい”というユーザーの声に対応して、従来の340mlから475mlに増量した。
パッケージは“天然水”の文字を中央に記載することで、天然水であることを訴求。従来同様、475mlのラベルには中味が冷めにくい不織布素材の保温ラベルを採用している。
10月8日からは、出勤時や外出先での飲用シーン獲得に向けて、一部自販機などで275mlPETサイズをテスト販売している。
「白湯」は2022年11月に期間限定で発売し“夏場でも販売して欲しい”というユーザーの声を受けて23年9月から通年販売している。
「白湯」やラベルレスボトル商品(ラベルレス)の好調、「長期保存水」(防災備蓄用)の需要急増により「おいしい水」ブランドの1-11月販売実績は2%増の1778万ケースとなった。
なお、同期間、ラベルレスレスは、水・お茶・乳性・炭酸水のカテゴリーで多彩なラベルレスを取り揃え、12%増の891万ケースを記録し、「長期保存水」は備蓄需要の高まりにより約3倍に拡大した。
この記事に関連するニュース
-
アサヒ飲料「三ツ矢」拡大 140周年施策と「特濃」シリーズの好調が貢献
食品新聞 / 2024年12月31日 13時30分
-
キリンビバレッジ「プラズマ乳酸菌」入り飲料が拡大 牽引役は「おいしい免疫ケア」 「iMUSEグリーン」も好発進
食品新聞 / 2024年12月31日 11時6分
-
「キリン おいしい免疫ケア」シリーズの累計販売本数が1億2千万本を突破!
PR TIMES / 2024年12月13日 12時45分
-
20代男性の49.5%が冷え性と判明、温活のために飲んでいる飲み物は?
マイナビニュース / 2024年12月11日 10時34分
-
―冷え性と温活ドリンクに関するアンケート調査―温活ドリンク1位は「白湯(さゆ)」半数が飲む量・回数が増加 温活で白湯を飲む「サユナー」の存在が明らかに
PR TIMES / 2024年12月9日 12時45分
ランキング
-
12025年の景気は「緩やかな回復が持続」…経済評論家・塚崎公義氏が予想
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月2日 9時15分
-
2ビットコインの命運握る「アメリカの戦略備蓄案」 1月20日のトランプ大統領就任で構想が動き出す?
東洋経済オンライン / 2025年1月3日 7時50分
-
3丸ノ内線の旧型車両が「ひっそりと完全引退」していた!? 実は“一時的に復活”も36年の活躍に幕
乗りものニュース / 2025年1月3日 7時42分
-
4中国のEVはどうやって日系車を次々と負かしたのか―シンガポールメディア
Record China / 2025年1月3日 9時0分
-
52025年「日本企業が直面する」3つの"本質的問題" ビジネス現場で増える「厄介な問題」解決法は?
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください