カゴメ“植育”イベント 親子づれで賑わう 赤く実ったミニトマト収穫に感激
食品新聞 / 2024年4月22日 12時44分
カゴメは「植育(しょくいく)から始まる食育」の取り組みを広めるため、生活者とのダイレクトなコミュニケーションづくりを強化している。その一環として2022年6月から全国のイオンモールにおいて体験型イベント「不思議の畑とトマトの樹」を行い、これまでに4.2万人の来場があった。
今年は3月から全国5か所(福岡、京都、愛知、千葉、宮城)のイオンモールで順次「野菜が育つ畑と暮らしのつながり」をテーマに実施。このほど開かれたイオンモール津田沼会場には、親子連れなど4日間で約4千人を超える来場者で賑わった。
カゴメでは、野菜を栽培し、収穫し、調理するなど一連の体験を「植育」と定義し、自然や食への知的好奇心や感謝の気持ちを育み、心を豊かにすることを目的に「植育体験」イベントを実施。多くの人に畑の世界に親しんでもらおうと、今回も世界中で読まれている「不思議の国のアリス」の物語をモチーフに開催され、来場者は様々なコンテツを楽しんだ。
トマトジュースができる工程をスマホ映像で観察会場には昨年10月から「カゴメ野菜生活ファーム富士見」(長野県)の温室で、水気栽培により育てられたトマトの樹が登場。赤く実ったミニトマト(家庭園芸一番人気の品種「こあまちゃん」)を無料で収穫できるとあって、朝から整理券を求めて多くの来場者が訪れ、親子連れの子どもは、お母さんに支えられながら鈴なりのトマトを収穫。トマトの樹を見たこともない人や、初めて収穫した人からは感激の声があがり、ほとんどの人がスマホで記念写真を撮影。社員によるトマトの解説にも耳を傾けた。
会場のいたるところにクイズパネルが用意され、携帯にQRコードを読み込んで回答すると野菜ジュースをプレゼントするとあって多くの人が参加。そのほか、「不思議の畑とトマトの樹」読本読み聞かせ動画上映会や、トマトジュースの製造工程によるものづくり解説、「野菜生活100季節限定シリーズ」を通した地産全消(地域の農産物を全国で消費すること)の紹介、生鮮トマトの菜園で受粉の手伝いをするハチの解説、自宅で育てられる「トマトの苗」「トマトの土」の展示、「ベジチェック」コーナーなど、子どもから大人まで楽しめる盛りだくさんな内容となった。
同社によれば、「今回のイベントは、野菜が育つ畑や土を知り、自然への好奇心や野菜と暮らす楽しさ知る“植育”をテーマとしたファンづくりの一環であり、普段の生活の中でトマトが成長することで自然の神秘に触れ、トマトに関心をもってほしいことから企画された。カゴメ社員から直接話を聞くことで一層親しみがわいたという声もあり、そのために説明する社員もトマトについてさらに勉強し、双方にとって意義深いイベントだった」など語った。
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