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〈51歳の今も現役アイドル〉“モーニング娘。”初代リーダー、中澤裕子。ファンが今も「超超超いい感じ」と四半世紀以上“中澤姉さん”を推す理由 

集英社オンライン / 2024年8月3日 12時0分

2024年に結成27周年を迎え、日本の女性アイドルグループとして最長の活動年数を誇る「モーニング娘。」。その初代リーダー中澤裕子さんといえば、現在は福岡に移住しタレントとして活動中。今なお“絶対的なリーダー”として強い印象を放つ彼女も今年で51歳。今年6月に行われたバースデーディナーショーに密着した。

51歳のバースデーを懐かしのハロプロメンバーに祝われて涙を流す中澤裕子と、ライブ中にファンが手にしていた「今更中澤」と書かれたサイリウム

「私だってアイドルらしいことをしたい」

6月に51歳となった中澤さんが同月28日に行ったディナーショーの名前は「中澤裕子 Birthday ☆Casual Dinner Show 2024 ~5 +1~」。この日は昼の部と夜の部の2公演が行われ、1曲目はモーニング娘。時代の3枚目のアルバムに収録の『原宿6:00集合』からのスタート。



会場は40、50代の男性6割、女性4割という感じで、全員がこの日のために作られた「今更中澤」と書かれたサイリウムを振る一体感があった。このサイリウムは、中澤さんがどうしてもこの日、配りたかったものだと話した。

「今回の入場時の全員特典として配ったこちらのサイリウム、アイドルっぽいでしょ? 私だってアイドルらしいことしたいからマネージャーにお願いしていくつかサンプルを作ってもらったんです。その中の一例としてこの“今更中澤”って文言が入ったものがあって、一目見て『これだ!』と。

でもこの”今更”は実は道重(さゆみ)の10周年記念時に作られたTシャツ用の文言だったみたいで。でも私も“今更中澤”を使いたくて、道重にもちゃんと許可を得ました〜!」

そして今回のディナーショーの名前である「5+1」の意味についてもこう語った。

「5+1で6じゃないよ。51歳って意味だから。一昨年に代々木体育館で行われたハロプロ25周年のコンサートにMCとして参加させていただいて、心の底からまたみんなで歌って踊りたいって気持ちが芽生えた。仲間が歌う姿を見て、もう一度あの輪の中に入りたくなった。私の中ではすでに30周年に向けて走り出してる。そして私も5年後までの5年間、51歳で5+1、52歳で5+2のコンサートを毎年やることにしました」

中澤さんがそう呼びかけると「もちろん行くから!」と方々からコールアンドレスポンスがあった。そして「太陽とシスコムーン」のメンバーでゲストの信田美帆と、客席にいた小湊美和もサプライズでステージに呼び、『赤い日記帳』や『MAGIC OF LOVE』などを披露。

「こうして舞台で再会できるだけでふっと昔の記憶も戻るし、好きでよく口ずさむことはあるんだけど、こうして本家と一緒に歌える日が来るなんて。なんだか姿を見るだけで涙出ちゃう」

そう言って涙もろい一面も見せた。また、KANの『愛は勝つ』を歌った後は天に向かって「KANさん、ありがとう」と祈りを捧げていた。終盤ではモーニング娘。の代表曲『恋愛レボリューション21』も歌った。後者では「超超超、いい感じ」部分などの振りをノリノリで踊る中澤さん。その動きのキレは全盛期とほぼ変わらなかった。

「55歳までライブを続けると宣言したけど、そこから先のことはわからない(笑)。でも何歳になっても現役でやっていきたいから、何歳までやるとは言わないですよ」

「家で仕事モードになると子どもから不機嫌に思われる」

こうして涙あり笑いありのショーは終わり、ショー終わりに中澤さんに声をかけると、息を切らしながらも余裕の笑顔だった。

「昔から2公演とか当たり前で、それが普通の感覚だから体力的にもまったく問題ないです。むしろ昨日は東京に一泊して、一人の時間が十分に取れて集中力も高められたし、いい環境で挑めました。

家で仕事のことを考えてると、私はただ集中しててお仕事モードになってるだけなですけど、どうしても子どもたちからしたらお母さんモードじゃない私は『お母さん、機嫌悪い…』って見えちゃうみたいで」

中澤さんはステージ終了後に、そんな「お母さん」の一面も見せた。

最後に会場にいたファン歴25年だというちかさん(35歳)とファン歴20年のマリさん(41歳)にその魅力を聞いた。

「裕ちゃん(中澤さん)の魅力は、なんと言ってもあの小柄で何歳になってもかわいい見た目です。金髪でギャルだった頃の裕ちゃんも好きだし、今現在の落ち着いたショートボブも最高にすてきで似合ってます。

あんなかわいいお母さん、いませんよね。私もそんな裕ちゃんと一緒に歌いたくて、小学生の時にモーニング娘。のオーディションを受けましたけど、書類審査で落ちました(笑)」(ちかさん)

「なんと言ってもトーク力が抜群ですよね! 実はハロプロが2004年に幕張メッセでやった地球温暖化防止を呼びかけるためのイベント「“熱っちぃ地球を冷ますんだっ。”文化祭」で初めて裕ちゃんのブースでしゃべりを聞いたんですよ。そこからもうイチコロで、今に至るまでファンです。実は私もオーディション受けてますね…」(マリさん)

 彼女らはハロプロファン繋がりで仲良くなり、今では「チーム酒豪」というグループを組んで定期的にオフ会をしたり「お互い50メートル圏内に住んでご近所さんになるほど仲良しです」と笑う。

20年以上もファンを続ける中澤さんの魅力とは何かを聞くと「ふんわりした言い方ですけど、人間力ですね!」とマリさん。また、ちかさんは「裕ちゃんに出会ってなければ、人生つまらなかったと思います」とまで語る。これぞまさに推し活の究極形態といったところか。後編では中澤さんの近況や今後の活動などについて本人にインタビューした。

取材・文・写真/河合桃子、集英社オンライン編集部ニュース班
撮影/MOTO(ライブ撮影以外)、池上夢貢(ライブ写真)

「49歳が心身ともに絶不調でした」モーニング娘。初代リーダー、中澤裕子(51)が語る“更年期の辛さ”。福岡に移住後もいまだ現役アイドル「来年はダンスを復活させたい」〉へ続く

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