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水商売デビューは元CanCam・舞川あいくだけじゃない! てんちむや元欅坂46も…彼女たちが芸能界からホステスやキャバ嬢に転身した意外な理由

集英社オンライン / 2024年8月14日 17時0分

『Popteen』や『CanCam』で人気モデルとして活躍していた舞川あいくが、7月29日から銀座の高級クラブでホステスとして働くことを公表し、世間を騒がせた。舞川以外にも“夜の蝶”になった女性芸能人はいたが、なぜ彼女たちは水商売を選んだのか?

【画像】現役K-POPアイドル、キャバクラ勤務がバレたSNS

モデル、タレントが続々水商売デビュー

2005年より『Popteen』のカリスマモデルとして活躍し、2009年からは『CanCam』の専属モデルとなり、「ポスト・エビちゃん」の呼び声も高かった舞川あいく。2014年の『CanCam』卒業以降、メディアへの露出は減っていたが、それでも水商売デビューは業界内外への衝撃が大きかった。

Instagramの投稿によると、芸能界を引退するわけではなく、モデルとホステスを両立していくとのこと。《さまざまなスタイルで働く女性の在り方に私自身とても関心があり、新しいチャレンジを見守っていただけましたら幸いです》と綴っていた。

舞川は将来のキャリアデザインのためというポジティブな動機であることも明かしているが、モデルとしてエリート街道を歩んでいた存在だっただけに賛否両論が飛び交っている。しかし、実は舞川以外にも水商売デビューを公表した女性芸能人は、これまでにも複数いた。

もっとも有名なのは、小学生時代に『天才てれびくんMAX』(NHK)にレギュラー出演しており、現在はYouTubeなどで人気を博している橋本甜歌ことてんちむではないだろうか。

てんちむは豊胸手術を受けていたことを隠しながら、バストアップ効果を謳うナイトブラをプロデュースしていたことが2020年に発覚。それによって生じた何億円もの損害賠償金を捻出するために、銀座のクラブのホステスと、六本木のショーレストランのダンサーとして働くことを公表していた。

ちなみに、金策の目途が立ったとのことで2022年にはどちらも卒業していたが、先日六本木のダンサーに復帰すると発表し、今月から六本木での活動を再スタートしている模様だ。

元欅坂46の1期生、そして現役K-POPアイドルも!?

2022年には元欅坂46メンバーだった志田愛佳が自身のInstagramで、銀座のキャバクラでキャバ嬢デビューしたことを発表。

《本当はずっと働いてみたかったけど無縁の職業だと思い中々行動に移す事ができなかったです》《楽しみな気持ちも不安な気持ちも沢山ありますが本当に憧れてた職業なので0から頑張ります》などと、動機や意気込みを語っていた。

志田は2015年に欅坂46の1期生オーディションに合格し、2018年の卒業以降はモデル業などを行っていたが、“坂道系”と言えば清楚系アイドルの代名詞だっただけに、動揺したファンは多かっただろう。

ほかにも今年4月、韓国のガールズグループ・NATUREの日本人メンバー・HARUが、グループ解散も契約解除も発表されていなかったにもかかわらず、仙台のキャバクラで働いており、キャバ嬢の源氏名でTikTok投稿をしていたことが発覚。TikTokでは自身が18歳からK-POPアイドルをしていたことなどを明かしており、騒動に発展したのだ。

けっきょくその後、NATUREは解散を発表し、HARUの事務所との契約終了も報告されたのだが、表向きはまだ現役アイドルということになっていた状態でのキャバ嬢デビューという、前代未聞の事件だった。

――「職業に貴賎なし」が大前提ではある。

ただ、モデルやアイドルといった芸能人はなかなか出会うことのできない“高嶺の花”なのに対して、ホステスやキャバ嬢といった“夜の蝶”はお金を払えば会える存在だ。

どうして彼女たちは水商売に足を踏み入れたのだろうか?

手っ取り早く高収入を得たいなら水商売が選択肢に…

きれいごと抜きで推察するなら、お金の問題が真っ先に考えられる。

モデルやアイドルといった芸能界の仕事は、たとえばテレビに出演すれば何百万人の目に触れることになり規模感がハンパないわけだが、いまのご時世だと出演料は意外と少ないものだろう。

メディア露出によって獲得した知名度でCM出演やタイアップなどが決まれば、多額の契約料で懐が潤うだろうが、芸能人のなかでもトップレベルの人気や好感度が必要となるので、そうそう舞い込んで来る類の仕事ではないはずだ。

ましてや栄枯盛衰は芸能界の常。

最初にライバルの中から頭一つ抜け出して人気を得ることも難しいが、浮き沈みが激しいので、一時期は引っ張りだこになれたとしても、数年で需要が激減するなんてよくあること。つまり、芸能人として長い年月ウハウハで稼ぎ続けられるのはほんの一握りの稀有な存在ということだ。

だが、一時期でも芸能界で人気を得てスポットライトを浴びていれば、“夜の蝶”に転身する際に、そのネームバリューで引く手あまたとなり、特別待遇の高額ギャラも見込めるに違いない。たくさんのテレビや雑誌に出て得られる報酬よりも、よっぽど短期間で高収入を得られるのかもしれない。

舞川あいくや志田愛佳の公表コメントでは、そういった金銭面のメリットには触れられていないが、てんちむの水商売を始めた理由と、短期間で何億円という金策の目途がついたことが、何よりの証拠ではないだろうか。

知名度のある女性芸能人が手っ取り早く高収入を得たい場合、選択肢のひとつに“夜の蝶”が挙がるのも納得できる。

芸能人とインフルエンサー、明確な線引きが難しい

「職業に貴賎なし」の大原則には反するが、現実問題として芸能人が水商売を始めることに、“落ちぶれた”という印象を持つ人も少なくないだろう。

けれど、一昔前に比べると、近年はそのネガティブイメージがかなり軽減されてきているようにも感じる。

SNS全盛の現在は、カリスマキャバ嬢が何十万人というフォロワーを抱えるインフルエンサーとなっていることも珍しくない。話は少し逸れるが、セクシー女優のなかにも同じように多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーがおり、女性ファンも獲得している時代である。

そして昨今は、芸能人とインフルエンサーの境界線が非常に曖昧になってきているのだ。

モデルやアイドルという肩書きの芸能人と、キャバ嬢やセクシー女優という肩書きのインフルエンサーを比較しても、人気や知名度で引けを取らないようになってきており、明確な線引きが難しくなってきている。実際、カリスマキャバ嬢がモデル業も行っているというのがよくあるケースなのはご存知のとおり。

要するに、水商売の地位が以前よりだいぶ上がっているという事実があり、ホステスやキャバ嬢を始めてもインフルエンサー的なブランディングをしていけば、一昔前に比べ“落ちぶれた”感はだいぶ緩和されている状況。

そういった時代背景から、“夜の蝶”になったことをカミングアウトすることへのハードルが下がってきているのではないだろうか。

そもそも、おそらく昔から、芸能界で売れなくなって水商売に転身していたモデルやアイドルは数多くいたはず。ただ、以前は都落ちして惨めな存在だと思われてしまうため、公にせず密かに働いていたに違いない。

元トップモデルや元トップアイドルが後ろめたさもなく、堂々と“夜の蝶”デビューを公表できる時代に変わったということなのだろう。

文/堺屋大地 写真/Shutterstock

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