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「その水、ヤバいですよ」 アプ活でデートした男性が飲食店で“放った言葉”に衝撃

Sirabee / 2024年8月4日 18時0分

「その水、ヤバいですよ」 アプ活でデートした男性が飲食店で“放った言葉”に衝撃

(ニュースサイトしらべぇ)

小出真保

ものまね芸人・こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。

私は、復縁活動とマッチングアプリ活動、両方やることにしました。かけもちです。賛否両論あるだろうけど関係ない。私には時間がないから、やってみるしかない。

そして、開いたアプリはマッチングアプリD。結局これに戻ってきてしまう。しかし、今回のデートは彼に予約をキャンセルされる、という珍行動から始まりました。

★これまでのエピソードはコチラ!

■謎のキャンセル

Dを開くと申請が来ていました。少し年下の彼。プロフィール写真は横顔ですが、塩顔系のイケメンだと予想。他の写真は海外感満載。それにしてもマッチングアプリのプロフィール写真は横顔が多いのはなぜだろう。自分は真正面でドアップなのですが、こっちのほうが珍しいのだろうか。

彼の仕事について、プロフィール文には「海外に行くことが多い」と書かれていました。私の好みとして、海外に精通しているかたは非常にテンションがあがります。見た目も好みっぽいし、ウキウキしてすぐに承認しマッチングしました。

このアプリはお店を予約してくれるので、めんどくさいメッセージも不要。何もせずに当日お店に行けばよい。それが最高、ただ待っていればいいなんて。そのはずなのですが、デートの前日。彼は珍行動を起こしました。決まったお店の予約をキャンセルしているのです。他の第2希望、第3希望のお店も全て拒否。こんなこと初めて。いったい何があった?

「こっちで選んで予約していいですか?」と、メッセージが来ていました。こちらとしてはどこでもいいので問題ないのですが、なぜ、わざわざキャンセル?「ここにお願いします」と指定してきたお店は、エスニック色が強めの銀座にあるカレー屋さんでした。「わかりました、明日よろしくお願いします」と返信。まぁ、いいかと特に気にするのをやめたのですが、この行動に、とても大きな理由がありました。

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■店員に確認したこととは…

デート当日、彼の指定したお店に着きました。水を飲みながら待機。どんなデートになるんだろう、なんだかソワソワする。少し遅れて彼は登場しました。塩顔系イケメンだと予想していましたが、なんと6割坂口健太郎! きました、このシリーズ。今までも”6割妻夫木聡”とか”7割成田凌”などいらっしゃいましたが、久しぶりに登場。引きが良い。たまに見せる笑顔も素敵。そして、メニューを広げて料理を注文することに。すると、彼はすぐ深刻そうな表情に変わりました。

「すみません、これはなんの肉ですか? スパイスはなんですか?」店員に確認する彼。ザワザワしてきました。この人、アプリが予約したお店、全部拒否したんだよな…これについては絶対聞かないと。でも、なんだろう、なんか聞きづらいオーラが彼から出ている。

海外によく行くことがあるということなので、その辺りをまずは聞いてみました。普段、主にアジアなどを回っているとのこと。「アナザースカイでベトナムに訪れた6割坂口健太郎」という感じでしょうか。しかも、この人と結婚したら、私も海外を飛び回るのか…めちゃくちゃいいな…と、妄想は楽しいのですが、注文の際、また気になる発言が。

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■その水、ヤバいですよ

店員さんが「お飲み物は?」と聞いてきたので、私はジュースを頼みました。彼はというと「僕はいりません」と一言。いらない? 「じゃあ、お水にしますか?」と聞くと、飲み物自体がいらないと。「だって、それなにが入ってるかわからないですよ」と彼。「今飲んでるその水も、ヤバいですよ」。え…なんか怖い。すると「僕、ビーガンなんですよ」と、カミングアウト。今はそこら中に溢れているワード「ビーガン」ですが、このときは知りませんでした。「ビーガンってなんですか?」と聞くと、少し彼はニヤつきながら説明をしてくれました。あれ、呆れられた? 私、無知すぎる?

じゃあつまり予約キャンセルした理由って…。「このアプリ、ろくなお店ないなーって、全部調べたんですけど」と冷静に話す彼。このアプリを使いまくってるし毎回美味しいと思っている私は「けっこう高級焼肉とかリッチなところもありますけどね、美味しかったですけど」と、少し反論してみました。

「高いとか関係ないんですよ、調べましたか?  天然かどうかって」。ついていけない。なんだか狂気すら感じる。会話はずっと飲食業界の裏話。どうやら仕事の関係で色々と知ってしまってからビーガンになったとのこと。

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■元カレに似てる

彼は力説していました。卵は食べるな、牛乳は飲むな、小麦粉なんて絶対食べるな。じゃあ、なにを食べたらいいんだ? 健康的なご飯は好きだけど…ここまで気にするのは…。気づけば、彼にこう聞いてしまいました。

「あの、楽しいんですか? すごく大変そうですけど」と。すると「楽しいですよ、調べるのって。こんなに美味しい天然のお魚があるんだぁとか、本当に美味しいんですよ」と、どうやら本心で言っているようでした。確かにそのお魚は美味しそう。ですが、全然楽しくない。それに私は思い出していました。元カレ、えびおくんのことを。えびおくんのイヤだったところを。すごく食に対して細かく、エビデンスを気にして鶏肉しか食べない、コンビニブランドの水は飲まないなど、思い出すと息苦しくなる。

「お付き合いしたら大変だなって思いますけれど。そちらに合わせないといけないから」。私は彼にハッキリと伝えていました。「だって、こっちは色々食べたいのに」。目の前にいるのは、6割坂口健太郎なのに、えびおくんに言えなかったことを今、言っているような気分になる。

言い返してくるかと思いきや「そうですよね、だから、僕みたいな人間はパートナー作るのは難しいかなって思ってます…」と、意外な返しがきました。そっかそんなふうに思ったりするのか…。価値観はそれぞれだし、ビーガンが悪いというわけではないし、尊重はできる。でも、自分が楽しいかどうかは大切だと思う。

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■ ◯◯しか食べませんが

彼のシュン…とした姿を見てなんだか可哀想になってきた私は「でもね、とてもかっこいいので、一緒にいたらドキドキしますけれど」と、いきなり口説きました。まさかこんな空気になると思っていなかったので、褒めるしかないと思いました。私の口説きは彼に刺さることはなく、その後も盛り上がることはなく終了となりました。なぜ、私を選んでくれたんだろう。

「LINEやってないのでFacebook交換しませんか?」。これも、まさかの展開でした。Facebook交換したら、私が芸人ってことがバレる。この人、マッチングアプリをネタにしてること怒ったりしそう…と偏見で思いましたが、隠しても仕方ないので伝えると、全く抵抗はないようでした。Facebook友達となり、解散となりました。

家に帰ってきてFacebookを開くと、メッセージが来ていました。「わざわざ来てくれてありがとうございました」と。食にこだわりがあるというだけで、悪い人ではない。それはわかります。まぁ、これだけで終わりにするのはもったいないかなと思い「また、行きましょう」と返事をすると「天然の魚、天然のお肉、スパイスカレー、蕎麦、ナチュールワインのビストロしか食べませんが、行きましょう^_^」と、返ってきました。

知識も増え、勉強になった1日でした。元カレえびおくんのイヤなところを思い出しても私はまだ復縁活動もしていました。3ヶ月なんてあっという間。仕事もがんばらないと。なによりも成長した私を見せる、これが目標だから。

そして、マッチングアプリ活動は、もうただのネタ作り? とても愉快なおじさんとマッチング、愉快なのはいいけれど、ちょっとやりすぎ…続く!

◆こいでまほ

太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。


(文/Sirabee 編集部・こいで まほ

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