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「アレ」がついた缶の捨て方、迷惑と思いきや… ゴミ清掃員が“意外な事実”を明かす

Sirabee / 2024年10月31日 3時0分

「アレ」がついた缶の捨て方、迷惑と思いきや… ゴミ清掃員が“意外な事実”を明かす

(ニュースサイトしらべぇ)

缶

ゴミ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が公式Xにて、判断に迷うこともある「缶」の捨て方について紹介している。

■缶に貼られたシール「このまま」

滝沢は、シールがたくさん貼られた缶の写真を投稿。「娘がお菓子の箱にシールを貼ったのですが、このまま缶資源に出せます。クラフトビールのシールを剥がさないで出しても大丈夫の理論と同じです」と投稿した。

ダンボールなどの古紙のリサイクルの場合には、シールや粘着テープが混入すると再生に支障があるため、滝沢は粘着テープを貼ったダンボールは資源として出さないように注意を呼びかけていた。

しかし、金属の場合にはシールを貼ったままでも問題ない理由について、「理由は再生過程で1,200度で加熱するので、これらは溶けてなくなります」と説明した。

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■トップクラスのリサイクル率

缶には炭酸飲料などに用いられるアルミ缶や、コーヒーやビール、缶詰、クッキーなどの一般的な食品に用いられるスチール缶がある。

アルミ缶は回収後、細かく破砕され、鉄や非鉄などが除去された後で焙焼して、表面の塗装などの不純物を除去。ペレット状などにされ、圧縮、成型、溶解されて新たなアルミ製品にリサイクルされる。

スチール缶は、回収後にプレスされ、製鉄工場で高温で溶かされ、不純物を取り除く精錬を経て再利用可能な鋼になる。日本では、アルミとスチールのリサイクル率はいずれも90%以上で、世界でもトップクラスの高さとなっている。

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■公式も「シールを剥がす必要はありません」

缶のシールについては、サッポロビールの公式サイトでも、「シールを剥がす必要はありません。そのまま資源ゴミにお出しください」と説明。多くの自治体でも、「簡単にはがれるものは、はがしてください。簡単にはがれないものは、そのまま出していただいてもかまいません」としている。

ただ、缶の分別のルールは自治体によっても異なっており、滝沢も「地域によっては、飲料系の缶しか出してはいけない所、お菓子のスチール箱は不燃という所もあるので、ごみパンフレットでご確認ください!」と呼びかけている。

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■剥がさなくていい事実に「助かる」の声も

ラベルやシールなどは捨てる際に剥がさなければいけないというイメージがあるが、滝沢の説明に、ユーザーからは「会計済みですよシールとか応募キャンペーン告知シールとかわざわざ剥がしてたわ」と“意外な事実”に驚く声が。

さらに、「クッキー缶の裏の品質表示のシール、剥がさなくていいってことかな? あれ、きれいに剥がそうと必死やったから助かる」といったコメントも見受けられた。

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■判断に迷う缶の分別

【今日のごみトリビア】… pic.twitter.com/BqyNcVJflm

— マシンガンズ滝沢 (@takizawa0914) October 24, 2024


(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

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