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初の民間主導ISS滞在ミッション「Ax-1」参加した4名が地球に無事帰還

sorae.jp / 2022年4月29日 12時2分

フロリダ沖に着水したAx-1ミッションのクルードラゴン「エンデバー」(Credit: SpaceX)

【▲ フロリダ沖に着水したAx-1ミッションのクルードラゴン「エンデバー」(Credit: SpaceX)】

米国東部夏時間2022年4月25日13時6分(日本時間4月26日2時6分)、スペースXの有人宇宙船「クルードラゴン “エンデバー”」がフロリダ半島沖合の大西洋上へ着水することに成功しました。クルードラゴンに搭乗していたのはアメリカの民間宇宙企業アクシオム・スペース(Axiom Space、アクシオン・スペースとも)による国際宇宙ステーション(ISS)滞在ミッション「Ax-1」に参加した民間人4名です。

Ax-1は初の民間主導によるISS滞在ミッションです。クルードラゴンは「ファルコン9」ロケットに搭載されて米国東部夏時間(以下同様)2022年4月8日11時17分にケネディ宇宙センター39A射点から打ち上げられ、約21時間後の4月9日8時29分にISSの「ハーモニー」モジュールへドッキングしました。ミッションは当初約8日間の予定でしたが、天候条件が整わなかったことから帰還予定日は何度か延期され、最終的には約17日間に渡っています。

関連:初の民間主導ISS滞在ミッション「Ax-1」打ち上げ&ドッキングに成功!

#Ax1: The First All-Private Crew to the @Space_Station pic.twitter.com/Ud4E81YePy

— Axiom Space (@Axiom_Space) April 25, 2022

【▲ 回収後のクルードラゴンから降り立った4名。アクシオム・スペース公式アカウントのツイートより】

アクシオム・スペースによると、ミッションに参加したマイケル・ロペズ-アレグリア氏、ラリー・コナー氏、マーク・パティ氏、エイタン・スティッベ氏の4名は、15日間のISS滞在中に26の科学実験や技術実証に携わりました。そのなかには有人宇宙システム株式会社(JAMSS)・東京理科大学・東京農工大学が共同開発した光触媒空気浄化装置が含まれています。また、4名は30を超えるSTEAM(※)分野の取り組みを通して、宇宙へのアクセス拡大に関する次世代に向けたアウトリーチ活動にも参加しました。

※…Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Math(数学)の5分野を指す言葉

関連:ISSで“臭い”除去の技術実証。国内企業&大学が開発した光触媒空気浄化装置がISSへ

なお、現在アクシオム・スペースはアメリカ航空宇宙局(NASA)との間で、次のミッション「Ax-2」に関する詳細を詰めています。同社の社長兼CEOを務める元NASAのマイケル・スフレディーニ氏は、先駆的なミッションとなったAx-1について、地球低軌道への新しいアクセス手法および宇宙での生活・仕事・研究の恩恵と成果をより多くの人々が享受できる次世代のプラットフォーム「アクシオム・ステーション」(Axiom Station、アクシオム・スペースが建設を計画している商業宇宙ステーション)へと前進することの価値を示したとコメントしています。

 

Source

Image Credit: SpaceX Axiom Space - Ax-1 crew returns safely to Earth, successfully completing first all-private astronaut mission to ISS NASA - Axiom Mission 1 Crew Safely Splashes Down Near Florida

文/松村武宏

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