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名作『オホーツクに消ゆ』のリメイクが話題。復活してほしい“昭和のアドベンチャー”4選

日刊SPA! / 2024年3月17日 8時51分

 発売から37年たっていますが、さんまさんがお笑い界のトップというポジションは変わらず。新たに『さんまの名探偵2』が作られても、主人公としてのネームバリューは十分すぎるほどでしょう。

 もし新作として蘇るとしたら、グラフィックが美麗になるよりも、ドット絵のままでお願いしたいところ。若手の吉本芸人さんがどのようなドット絵キャラになるのか、注目です。

「さんまの名探偵」は、シューティング「ギャラクシガニ」ややっさんとのボートレースなどミニゲームも楽しいゲームでした。新作では、マヂカルラブリーの野田クリスタルさんにミニゲームを作ってもらうというのもアリかもしれません。

◆『西遊記』がモチーフの感動の名作

●ふぁみこんむかし話 遊遊記(1989年/任天堂)

『ふぁみこんむかし話 遊遊記』は、1989年に任天堂がディスクシステム向けに発売したコマンド式アドベンチャー。第一弾『新・鬼ヶ島』(1987年)に続く、第二弾に当たります。

『西遊記』をモチーフに、猿(ごくう)と少女(ちゃお)の冒険をコミカルかつ感動的に描き、今でも根強い人気を誇るタイトル。乱暴者だった猿のごくうの成長と、爽やかなエンディングには心温まるものがありました。主人公コンビはたまに他の任天堂作品にちょい役で出演していますが、そろそろ本格的にリメイク話が持ち上がってもいい頃では?

 最近任天堂は映画にも力を入れているため、『遊遊記』も映画化を見越して実写ドラマ化する手もあり。『西遊記』をもとにしたドラマは定期的に当たる法則があるため、ヒットするかもしれません。

◆大人っぽさを味わえたアドベンチャー

●探偵 神宮寺三郎 横浜港連続殺人事件(1988年/データイースト)

『横浜港連続殺人事件』は老舗探偵アドベンチャー『探偵 神宮寺三郎』の2作目で1988年に発売されました。1作目『新宿中央公園殺人事件』(1987年)がディスクシステム向けだったのに対し、こちらはファミコンカセット。

 航海士の青年からフィアンセのバラカ人女性の捜索を依頼された神宮寺三郎。真相を追ううちに、バラカ領事館と密輸組織の関わりが明らかになっていきます……。山下公園、中華街、マリンタワーと、エキゾチックなスポットが多く、ファミコンとは思えないほど大人っぽい雰囲気。

 実際『横浜港連続殺人事件』は2004年に携帯電話用にリメイクされ、ニンテンドーDSソフト『探偵 神宮寺三郎DS いにしえの記憶』(2007年)にも収録されていますが、30年の時を経た新シナリオも遊んでみたいところ。横浜も当時とは大きく変わっているでしょう。

 ゲーム界が生んだ貴重なハードボイルド探偵である神宮寺三郎。静と動、対照的な2人という意味で、『逆転裁判』の成歩堂龍一とのコラボも見てみたいところです。横浜が舞台の本作は、ドラマ『あぶない刑事』とのマッチングも良さそうです。

 コマンド式アドベンチャーというフォーマット自体、今ではあまり見かけなくなってしまいましたが、ドット絵の2Dアクションが再評価されたのと同じように、表現形式として見直される時代も来るかもしれません。

【卯月鮎】
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―

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