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週末にラブホを1人で利用する「小柄な女性客」の正体。隣室からは猛烈なクレームが…――仰天ニュース・大反響トップ10

日刊SPA! / 2024年3月17日 15時45分

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反響の大きかった2023年の記事からジャンル別にトップ10を発表してきた。今回は集計の締切後に、実は大反響だった記事に注目。年間ランキングで忘れられがちな11月12月に公開した仰天ニュースから選ばれた、第2位の記事はこちら!(集計期間は2023年11月~2024年1月。初公開2023年11月14日 記事は取材時の状況) *  *  *

女子会を開催するフリースペースとして、あるいは喫茶店代わりにリモートワークを行う……。近年、ラブホテルの利用シーンが多様化していることはご存じのとおりだろう。そのため、かつての淫猥な印象は薄れつつあるものの、当然ながら男女の情念が渦巻く場所。時には想像の斜め上をいく出来事も起こるようだ。ラブホテルで長年、受付の仕事をしている佐川晴子さん(仮名・43歳)は数え切れないぐらいの客を見てきたというが、そのなかでも特に印象に残っているエピソードを語ってくれた。

◆小柄な女性客が暴れている?

「もう10年以上前のことだと思います。受付の仕事をしていると、いろんなクレームが入るんですけど、あるお客さんが来るようになってから、騒音の苦情が多く入るようになったんです。『隣から暴れているようなものすごい音がする』とか『ドスの効いた怒鳴り声が聞こえてきて不快だった』という内容で」

 だが、そのクレームには奇妙に思うことがあった。

「てっきり、ガラの悪い男性客が暴れているのかと思ったんですけど、そのクレームが寄せられる部屋を利用しているのは、30代と思われる小柄な女性でした。折り目のついたきちんとしたスーツ姿で来店していて。うちは1人で利用することもできるんですが、毎週末1人で宿泊していましたし、そんなクレームの原因になるような行動をとるとはとても思えませんでした」

◆不可解な言動を繰り返すその理由は…

「ある時に、その女性が利用した後の部屋を掃除したスタッフから風呂場に血痕がついていたとの報告があったんです。床と壁に血が飛び散っていて、そこまで量は多くなかったそうでしたが、事件現場みたいだったとのことでした」

 自殺でも試みたのではないかと不安になった佐川さんは、女性に尋ねてみることにした。

「ストレートに『部屋で何か変なことしてませんか?』と聞いてみることにしました。クレームが上がっていることや、血痕についても聞いてみることにしたんです。そうしたら、女性はうつむいて黙り込んでしまって……土下座しそうな勢いで謝られました。実は普段カード会社で督促業務を担当しているという話をとうとうと話しだしたんです。客に逆ギレされ、怒鳴られるのが日常茶飯事で、そんな仕事のストレス解消のためにこのホテルに通っているとのことでした」

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