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「GW中のパチンコ店はボッタクリ営業」は本当なのか?ホール関係者が‟経営の裏事情”を暴露

日刊SPA! / 2024年4月26日 8時25分

「パチンコだったら、やっぱりお店が看板機種にしていることが多い、『エヴァ』、『リゼロ2』、『海物語』でしょうね。特に『大海物語5』は増台もされているし、夏か秋頃に海シリーズの新しい機械が出るという噂もあるので、それを踏まえて、海を大事にしているお店は特に期待できるんじゃないですかね」

 では、スマスロが好調なパチスロの方はどうだろうか? GW前となる4月22日に、人気シリーズ最新作「押忍!番長4」も導入されたが……。

「『押忍!番長』は、GW前に導入される台数が少ないので、放っておいても稼働するようなら回収するお店があるかもしれません。どうしても打ちたい人は、新台をちゃんと甘く使うお店で打つのが良いでしょうね。それによって、稼働が落ちるのが、おそらく『北斗の拳』。北斗シリーズは7月に『北斗無双』の新台も用意されているので、GW中の『北斗の拳』は、ちょっと荒い使い方をするお店があるかもしれないので注意が必要です」

◆復活の兆しが見え始めている!?

 スマスロやラッキートリガーのおかげで、全般的に稼働率が上がり利益も増加。それに伴い、しっかりと還元しているお店もあり、特にライバル店が密集している地域などは、出玉でお客さんの取り合いをしているところもあるそうだ。

「やっぱりスマスロのおかげで稼働は上がったし、パチンコのラッキートリガーも予想に反して動いているので利益も増えています。よっぽどアコギなお店か倒産間際のお店以外は、それなりに還元していると思いますよ。それこそ、競合店とバチバチにやり合っている地域なんか、利益率6%くらいで営業していると思いますよ。ただ、最近は荒い機械ばかりなので、それがお客さんには伝わりにくいんですよね」

◆高齢のお客さんにも回収するとバレるように

 パチンコ人口が減り続ける中、今でも残っているお客さんはいわゆる「ヘビーユーザー」。その分、やはり目が肥えているとA氏は言う。

「最近は、高齢のお客さんでも意外と回転率を気にしているんですよね。最初の1万円くらいまでは回転数を数えていたりするし。さすがにボーダーラインや期待値とかまでは意識してないだろうけど、体感的に『あっちの店より回る』、『昨日より回らない』くらいは感じていると思います。だから、あからさまに回収するとバレてしまうんですよ」

◆月初は回収するパチンコ店が多いワケ

 他の業種同様、パチンコ店も利益の目標金額を設定している。当然、回収一辺倒な営業をしていたら、お客さんが離れ、ゆくゆくは目標を達成できなくなるので、回収日と還元日を織り交ぜながらトータルで目標金額を目指していくのが基本だ。

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