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「GW中のパチンコ店はボッタクリ営業」は本当なのか?ホール関係者が‟経営の裏事情”を暴露

日刊SPA! / 2024年4月26日 8時25分

「月初はちょっと慎重になるお店が多いんですよね。初手から目標に届かない日が続いて、中旬、下旬で回収しようと思ったら不測の事態が起こってノルマを達成できず……なんてことがあったら困るので。だから、例えば1が付く日が強いお店でGWの5月1日に稼働が高くなるお店は、そこで回収して5月の余力を作っておくなんてところがあるかもしれません」

◆桜の開花が出玉率に影響する!?

 また、世情によっては、どんなに努力しても稼働が上がらないこともある。そんな時、日本人としてあるまじき考えをしてしまうことも……。

「あと、基本的に花見シーズンは土日でも稼働が上がりません。特に今年は桜の開花が遅れたじゃないですか。それで予定が狂って想定以上に売上が落ちたお店は、GW入りの4月下旬に回収する可能性もあります。おそらく、桜が満開の時に『早く散ってくれないかな~』なんて考えていたと思いますよ(笑)。他にも、オリンピックやサッカーのワールドカップが開催されると稼働が落ちるので、日本人としてはもちろん勝って欲しいけど……お店の売上を考えると『そろそろ負けてくれてもいいかな』って、心の底から応援できないホール関係者は多いでしょうね(笑)」

◆お店選びの重要性は今でも変わらない

 もちろん、今回の話がすべてのパチンコ店において当てはまるワケではなく、いまだに「大型連休はガッツリ回収!!」なんてお店もあるだろう。昔から、パチンコで勝つには「台選びよりも店選びが重要」とよく言われてきたが、その点は今でも変わっていないようだ。

「薄利で営業したほうが結果的には儲かりますから」と語るA氏。ただ、昨今の機械は薄利で使っていても、それがお客さんに伝わりづらい荒いゲーム性ばかりなのが玉に瑕。とはいえ、稼働が上がり利益が増えた時に、しっかりとお客さんに還元しているお店が少しでも増えてくれることを、一ファンとしては切に願うところである。

取材・文/サ行桜井

【サ行桜井】
パチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』『パチンコオリジナル実戦術』の元編集者。四半世紀ほど勤めた会社を退社しフリーランスに。現在は主にパチンコや競輪の記事を執筆している。

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