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高速道路の渋滞中にグラドルが「漏れそう」ロケバス車内、限界ギリギリ衝撃のトイレ事件――大反響GWトップ10

日刊SPA! / 2024年4月28日 15時45分

◆渋滞中に「お腹が痛い」

 ロケバスで味噌汁を飲みきったころ、高速に入った。夕方18時ぐらいだっただろうか。まだそこまで渋滞していなかった。安堵してから「寝ちゃったほうが安全だ〜」とまぶたをとじる。

 だが、寝不足にもかかわらず、まったく眠くならない。目をつぶって30分ほど経ったところで、急にお腹が鳴ったのだ。

「きゅぅぅぅ」

 そう、この「きゅぅぅぅ」は空腹の音ではなく、お腹が痛いときに鳴る嫌な音のほうである。同時に冷や汗がでてきた。

 免許のない筆者は、いま一体どこを走っているのか全くわからなかった。30分前よりもやや渋滞になっていて、速度は40kmくらい。“SA(サービスエリア)”の看板を探すが、ぜんぜん出てきてくれない。

 お腹がどんどん痛くなる。トイレに行きたい。行きたいというよりも、行かないとマズい。痛みが5分続くと3分は少しラクになる。それを何度も繰り返す。汗がダラダラと流れてきた。

◆サービスエリアは遥か遠く…

 筆者はいままでの悪事を反省して、神頼みをした。

「神様、なんとかSAまでは持たせてください! もうお酒を飲みすぎないし、絶対に家賃も滞納しないし、浮気もしません。光熱費も期日までに払います。いい子にしますので、お願いします」

 だが、そんな願いも虚しく「きゅぅぅぅ」という音が鳴る頻度は高くなる。

 顔はどんどん青ざめ、神に祈る余裕すらなくなってしまった。景色が変わるスピードはどんどんゆっくりになり、渋滞がひどくなったことは一目瞭然だった。

「ぎゅるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅ」

 運転席まで聞こえそうなほど、車内にお腹の音が鳴り響いた。筆者は「もうこりゃだめだ」と思った。車から1人で降りて「漏らすしかない。もう潔く漏らそう」と本気で決意した。

 そして、スタッフに「ごめんなさい、お腹が痛すぎて、ここでおろしてください。帰りは自分でなんとかするので」と涙目で懇願したのだった。

◆絶体絶命のピンチ「もう我慢できない」

 しかしそこは高速道路。こんなところで車からおろすわけがない。普段ならそのくらいの判断能力はあるが、あまりの腹痛に「おろしてもらうしかない」で頭がいっぱいだったのだ。

「え? どうしたの? お腹痛いの?」
「ハイ、お腹壊れちゃったっぽくって、本当もう我慢できないんです……」
「えええええええぇえええ! トイレ行きたいの!? ちょ! ちょっと待って!」

 明らかに顔面がイッちゃってる私を見て、みんなも焦っていた。

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