「出産するのは私なのに」“無痛分娩”に対する嫌味に、未婚で出産した現役グラドルがア然
日刊SPA! / 2024年5月11日 8時51分
「私は気が強いし、旦那より稼いでいるので強行突破できましたが、専業主婦の子や自分で自由に使えるお金がない子はどうしても厳しいのかも。ただ、無痛分娩って通常料金にプラス10万円ですよ? もしも私が無職だったとしても実家にお金借りてでも無痛にしたとも思いますが。どういう出産方法を選択するかの決定権は、奥さんにあるべきだと思います」
◆親戚やママ友から嫌味を言われ続けて…
逆に「無痛分娩をしないほうがよかった」という人もいた。ナオミさん(42歳・仮名)は、2人の子どもを出産したが……。
「10年以上前のことなんで、今ほど無痛分娩を選択する人はいませんでした。ただ、私が痛みに弱いこと、旦那が心配性なので無痛分娩にしました」
出産はスムーズに終わり、子供たちもスクスク成長した。いったい、何が問題だったのだろうか?
「今でも『お腹を痛めて出産しないと子どもを愛せない』なんて人がいますが、当時はもっと多かったんです。最初は無痛分娩のことは黙っていたんですが、ひょんなことから周りにバレてしまって、嫌味を言われ続けてきました」
当時は“芸能人やセレブしか無痛分娩をしない”といったイメージを持つ人も多かったようで、ママ友に嫌味を言われてしまうこともあったようだ。
「隠していてもどこの病院で出産したのかなどを話していたら、自然とバレてしまいますよね。もっと用意周到に嘘で固めておけば良かったのかもしれません」
ナオミさんが何より嫌だったのは、義姉からの口撃だったそうだ。
「旦那の兄の嫁がすごく癖が強い人だったんです。何かにつけて『無痛分娩だからだよ!』といってくるんです。うちの子どもが風邪をひけば『出産を頑張っていないから風邪をひきやすい』だし、乳児湿疹が出れば『無痛分娩だから栄養が行き渡っていない』といった感じで(苦笑)」
もはや単なる言いがかり……。“本家の長男の嫁”ということで、義両親にも可愛がられていたという義姉。実家で彼女の意見に逆らえる人はいなかったようだ。
「無痛分娩自体はすごく良かったけど、私の場合は風評被害といいますか。こんなにずっと嫌味を言われるってわかっていたら、普通分娩にしておけば良かった、と思ってしまうことが何度もありました。もうさすがに慣れましたけど」
これから上の子が受験を控えているナオミさんは「第一志望に落ちたらまた『無痛分娩だから!』って義姉に言われると思います」と苦笑い。
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