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113キロから「10ヶ月で53キロ減量した」30代男性。デメリットは「妻から浮気を疑われたこと」

日刊SPA! / 2024年5月12日 8時54分

◆服のサイズは「5L」から「M」に変化

——サイズはどのくらい変わったのですか。

建部:最大で5Lを着用していたのが、今ではMサイズか、場合によってはSサイズです。クローゼットは一新するほかなかったので、それなりの出費になりましたね。ただ、5Lだと服探しにも難儀するんです。体が入るものは袖や裾が余るし、あったとしても謎の英字ロゴがドン!と主張するようなものばかり。だから稀に納得できるものを見つけると手当たり次第に買う始末でした。そのため服飾費も今の方が抑えられています。

——どう転んでも、いいことずくめ! ただし、ダイエットにおける最難関の敵は「維持」。現在はどのようにキープされているのでしょうか。

建部:ウォーキングは、頻度も距離も減量期と大きく変わらず継続しています。ラジオを聴いたり、あるいはデジタルデトックスを兼ねるような形で考え事をしたりしながら、通勤路を歩く。生活のなかに効率的に落とし込めているので、無理なく続いています。

 食事は打って変わって、バランスのよいものをきちんと摂る方向にシフトしました。1日1500〜2000kcal・糖質175gを基準に、炭水化物も週に3回食べています。くわえて筋トレも始めましたし、年に数回はお酒も飲むようになりました。手前味噌ながら、しっかりコントロールできていますね。

◆「紙の雑誌」を出すことを大切にしていきたい

——まるで別人に生まれ変わったかのようですね。仕事の方はいかがでしょうか。

建部:仕事もおかげさまで、ひとまず安定的な数字を継続することができています。『MONOQLO』も『家電批評』も、忌憚ないレビューを行うために広告を誌面に入れていないので、ドカンと売上を伸ばすことは相変わらず難しいんですけれど。

——そもそも紙の雑誌は休・廃刊が相次ぐ苦難の時代。維持だけでも大変なことだと思います。

建部:はい……。収支だけを考えたら、紙での発刊を取りやめる各社の事情は非常に理解できるんです。それでも「紙の雑誌」に価値を見出してくれる、信頼性を感じてくださる方々も依然多くいらっしゃると感じています。誌面に登場してくださる、デジタルネイティブなZ世代のインフルエンサーの方も「出版デビュー」なんて、まだまだ喜んでくれるんですよ。

——すると、今後の展望は。

建部:時代の流れに応じて改革していくことは必要不可欠。信頼される記事を作ることによって生まれる副産物を生かしつつ、「紙の雑誌」を出すことをまだまだ大切にしていきたい。自分たちとしても、やはり「紙の雑誌」が好きだし、楽しいですから。そこにコンテンツの多方面の活用といった「信頼性の高い記事だからこそお金を産める」サイクルをより根付かせて、さらに加速させていきたいですね。

 健全な収益を確保しながらも紙媒体を出し続ける。そのためにできることを、編集長として今後も模索し続けていきます。

<取材・文/海原あい>

【海原あい】
コンビニで買えるビール類はほぼ全制覇しています。本は紙派。さらに調味料と服とスペースエイジ系のインテリアを収集しているため、収納不足に陥りがちです。好きな検索ワードは「備忘録」

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