1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

意外と知らない「ウインナーとソーセージの違い」とは?スーパーやメーカーの売り方が“混同する原因”に

日刊SPA! / 2024年5月14日 8時53分

メーカーやお店のイメージ戦略も消費者を混乱させる一因なのではないだろうか。

「ウインナーという言葉にはデイリーなイメージがありますが、高級感を出す場合に『〇〇牛のソーセージ』など、あえてウインナーという呼称を使わないものも多くあります。また、細長いウインナーが乗っているマヨネーズ系のソースをかけた惣菜パンも、大手メーカー各社が『まるごとソーセージパン』など、商品名にソーセージを冠する傾向がありますよね。これもまた混同する要因だと推測します」

さらに、メーカーや店舗がある程度自由につけられる「商品名」と、国の定めによって記載のフォーマットが決められている「名称」が混同されているとも指摘。

「商品名に『◯◯ぶりっとソーセージ』などとあっても、名称はウインナーやフランクフルトとなっているものもたくさんありますよ。原材料表示シールをよく見てみましょう」

◆ウインナーは「煮込み過ぎないことが大切」

せっかくの機会なので、それぞれの美味しい食べ方も指南いただくことにしよう。

「ウインナーの味わいを楽しむためには煮込み過ぎないことが大切です。お湯が沸騰してウインナーを入れたらすぐ火を消し、蓋をして6〜8分余熱で温めると、ウインナーのうま味とプリプリ感がしっかり味わえます」

さらに、これから暑くなる季節にも爽やかに食べられる調理法もあるという。

「チェコの『ウトペネツ』(ピクルスソーセージ)という料理がオススメです。ピクルス液にスリットを入れたお好みのウインナーを入れて1日以上漬け込みます。使うウインナーは、粗挽きで脂肪がゴツっと入っているものよりも、滑らかな生地状のものの方が合います。キュウリやセロリなどを一緒に漬ければ、さっぱりとした付け合わせにもなりますよ」

◆「コンビニのフランクフルト」もちょっとした工夫で化ける

次に、フランクフルトの調理のコツと美味しいメニューは以下の通り。

「縦割りにカットして、焼いても反らないように皮側に包丁でスリット(切れ目)を数カ所に入れます。両面をフライパンでカリッと焼き、オニオンスライスやカットしたトマトと一緒にパンに挟みます。サルサソースをたっぷりかけて食べれば、アルゼンチン風のホットドック『チョリパン』の完成です」

さらに、普段料理をしない人でも簡単に新しい美味しさが体験できるレシピも伝授してくれた。

「コンビニのホットスナックとして売られている真っ直ぐなフランクフルトがありますね。あれを、リンゴのデニッシュ(アップルパイ)に刺してホットドックにします。海外ではソーセージにフルーツソースを合わせることもあり、リンゴの甘酸っぱさがフランクフルトの脂とよく合います。ヨーグルトをトッピングしても美味ですよ!」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください