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「頭髪に悩む中年男性」が絶対にやってはいけない“コスパ最悪の薄毛対策”

日刊SPA! / 2024年5月22日 8時54分

 オーダーなので自然な印象が作れるし、耐久性も毎日使って3年くらい保ちます。お手入れや使用頻度次第なところもありますが……3年間髪の悩みがほとんどなくなる分、70万円と思えば、まあ高額なことに変わりはないけど、コンプレックス次第ではアリかもしれません。

 ただし、僕にはあまりいい商品ではありませんでした。大きな理由は「センス」です。

◆「床屋さんでカットした小学生」みたいな髪型

 そうしたオーダーメイドカツラで有名な会社に行けば理解できるのですが……どこも極めてオールドスタイルなお店やお部屋に通されます。やはりカツラを買うのは50代くらいがメインターゲットであり、若くても40代くらい。

 客層が原因なのかわかりませんが、対応してくれた方のオールドなセンスにちょっと僕はついていけませんでした……。

 オーダーメイドのカツラを作る時は、当然髪型を担当の方と相談しながら決めることになります。自毛もカツラも担当していただく美容師さんにカットしてもらい最終的に整えていくのですが……どう考えてもセンスが古い!

 ニュアンスがまったく伝わらず、髪型がどうしても決まらない。「床屋さんでカットした小学生」みたいな髪型を提案され、いくら説明してもわかってもらえそうになかったので終盤は諦めてしまいました。70万円が水の泡……高いネタだった。

 これは担当の方のアタリハズレがあるのだと思いますが、ほかの方の接客や説明を聞いているとおおむね「おしゃれ」とは程遠いところにあるなと感じました。作るときにはきちんと参考写真や詳細を説明できるように準備する必要があります。

 また、「カツラをかぶるため」に自毛もある程度カットしなければいけない。すると、毎日カツラをつける人でもない限り(意外と僕含め多くの方が毎日着用ではないそうです)、「カツラを被った時のスタイリング」と「被ってない時のスタイリング」が両立するようにしなければいけません。

 それを実現する技術力が伴った美容師さんに当たるのはなかなかレアなんじゃないかな……とも。もちろんカツラを常時着用する人なら問題ないとは思いますが……。

◆最終的に選択したのはやはり「自毛」

 そして、結局、最終的に僕が選択したのは「やはり自毛を鍛えよう!」とAGAのやり直し。

 薬物治療によるAGAだけでなく、生活習慣の見直しや東洋医学的な鍼治療、さらに自力を鍛える幹細胞培養液の注射点滴などを行って現在は劇的に回復傾向にあります。

 男性諸君、カツラもいいけど、まずは自毛を鍛える努力からやってみましょう!

【MB】
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)

―[メンズファッションバイヤーMB]―

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