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クシですくとシラミと卵が大量に…子供に急増するシラミ感染の実態と対処方法――仰天ニュース

日刊SPA! / 2024年5月26日 15時44分

クシですくとシラミと卵が大量に…子供に急増するシラミ感染の実態と対処方法――仰天ニュース

シラミというと、頭が痒くなると思われがちだが無症状のケースも珍しくないとか。実際、我が家の娘は「ちょっと痒かった」くらいだった

大事件ばかりがニュースではない。身近で巻起こった仰天ニュースを厳選、今回は反響の大きかった記事より、いま再び話題になっている記事に注目し紹介する!(集計期間は2018年1月~2023年12月まで。初公開2021年10月23日 記事は取材時の状況) *  *  *

◆保育園からまさかの電話

 保育園からの電話は耳を疑うものだった。

「Aちゃん(※我が家の次女)の頭からシラミが見つかりました」

 昼過ぎの保育園からの電話。スマホの着信を見て「あぁ……また熱を出したのか……」と思い、憂鬱な気持ちで出ると、思いもよらない言葉に一瞬耳を疑った。

 保育士の方によれば、他の園児の父兄からシラミが見つかったと連絡があり、園児たちの頭髪を全員チェックしたところウチの娘からも発見されたというのだ。ただ、熱が出たわけではないので、お迎えは夕方でも大丈夫ということで電話を切った。

◆さして珍しいことではない!?

 戦後の子供じゃあるまいし、シラミとは……と思い、調べてみると近年、子供たちの間ではシラミの感染が増えており、子供から大人へ感染するケースも珍しくないという。

 実際、娘が通う保育園の保育士さんに話を聞くと「1年に1〜2件は出る」という。また、知り合いの保育士にも話を聞いたのだが、こちらも同様に「年に数人は出る。珍しくないもの」という返答だった。

 昭和と今では飛躍的に衛生面ではキレイになり、シャンプーなどのヘアケア商品も昔とは比べものにならないほどよくなっているにもかかわらず、アタマジラミが増えているとは……。

◆なぜ今、アタマジラミが増えているのか?

 こうしたアタマジラミが増えている背景について、アタマジラミ駆除シャンプーを販売しているダンヘルスケアでは、このように解説している。少々長いが引用させていただこう。

〜以下引用〜
かつて日本に多くいたアタマジラミは、第二次世界大戦後、有機塩素系の殺虫剤DDTの大量散布によりほとんどいなくなりました。しかしその後、DDTの毒性や土壌汚染などの弊害が指摘され、1971年に殺虫剤としてDDTの製造は中止になりました。ちょうどその頃、海外交流が盛んになり、アタマジラミが日本に持ち込まれたことから、アタマジラミは再び増えはじめ1980年にその発生はピークを迎えました。

当時はアタマジラミに使用できる薬剤がありませんでした。そこで、厚生省(現厚生労働省)の指導により開発されたのが、ピレスロイド系殺虫剤のフェノトリンを主成分とした「スミスリン®パウダー」でした。

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