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2年目も熱い『THE SECOND』。名勝負の分析から時計の位置が変わったことまで、芸人たちの語りが止まらない

日刊SPA! / 2024年5月28日 15時55分

 さらに、3組が今後の『THE SECOND』に思いを馳せ、1度にネタ3本消費の厳しさから「毎年出られないようなルールにしては?」という提案が生まれたり、ガクテンソク・奥田修二の「このままでは“6分M-1”になってゆく(評価される漫才が『M-1グランプリ』と変わらないものになっていく)かもしれない」という予想も語られた。

◆全てを見ているダイタクの存在

 もうひとつ、当事者が振り返るライブで必見なのが、タモンズのホームこと大宮ラクーンよしもと劇場で行われた『第弐の漫才頂上決戦2024 緊急アフタートーク』(5/25開催、配信購入期限6/1正午)。

 こちらはガクテンソク、ザ・パンチに加え、タモンズ、ななまがりが参加し、会場の観客審査員がつけた1~3点の点数分布まで詳細に確認しながら第一試合から決勝までを細かく振り返っていく。昨年も大宮で開催されたこのライブ、決勝当日に前説を務めたダイタク、イチキップリンがいるのがかなり大きい。

 3人による前説の再現でひと盛り上がりするのも楽しいし、冷静な立場で一部始終を見ているダイタクの2人が絶妙な質問を投げかけ、当事者たちが語るエピソードを補足し、勝敗についても客観的な意見を投じていくのがじつに見事。演者に6分間を知らせる時計の位置が昨年と少し変わったことなんて、ダイタクがいなければ永遠に語られなかったかもしれない。

 決勝進出はしていないものの、当日裏にいた囲碁将棋の振る舞い、なかでも囲碁将棋・文田が暗算で誰よりも早く合計点を出してしまう弊害、突如起こったタモンズ・安部浩章のイケメン疑惑、ななまがりのつかみはあれでよかったのか問題など、具体的なエピソードがどんどん出てきて本編の楽しさが増幅されていく。

 それぞれの対戦で誰がどちらの側にいたのか、東京吉本と大阪吉本が分かれる中、どっちつかずになってしまうななまがりの逡巡までもが語られた。そんな大充実のライブの最後のトピックが「打ち上げでななまがり・初瀬&タモンズ・安部、肉食べ過ぎ疑惑」なのは、いわゆる「大宮らしさ」と言えるかもしれない。

◆「公式セカおじ」怒涛の分析トーク

 YouTubeでは、各コンビ公式や交流のある芸人たちのチャンネルで振り返りがされているが、どれか1本を選ぶとするならば、やはり昨年に引き続き令和ロマンの振り返り配信を推したい。

 今年とうとう抽選会のMCという役割を与えられ(フジテレビ/Tver『グランプリファイナル抽選会・記者会見』)、「公式セカおじ」(『THE SECOND』おじさん」)となった高比良くるまと、「セカおじ」を見るポジション=「セカおじおじ」を称する松井ケムリが、5月21日に生配信で『THE SECOND』を振り返った。

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