1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

パチンコをヤメたオッサンたちの主張。萌え系無理、複雑すぎる、出玉が少ない――大反響・仰天ニュース

日刊SPA! / 2024年6月2日 15時44分

 では、昔のようなボーナスを主体にした仕様に戻ったらまた打つのかという質問に、寺田さんは「もちろん」と即答した。

「フラッと入って、気軽に打てるからパチンコ、パチスロはファンを獲得できたと思う。複雑じゃないからオッサンもおぱちゃんも対応できたしハマれたと思う。オレが今、20代だったら今のゲーム性や内部仕様ってハマれたかもしんないけど、やっぱ年取ってくるとさ、シンプルがいいんだよ、シンプルが」

 シンプル・イズ・ビューティフルということか。

◆「まったり」がないパチンコ

 大森さんは画一化するゲーム性もファン離れを引き起こした原因だともいう。

「投資を少なくまったり楽しみたい人は羽根モノ、一発逆転を狙いたいなら連チャン機やCR機、変わったゲーム性を楽しみたいなら一般電役……みたいに、ゲーム性も豊富だったから短時間勝負したい人、一日掛けて遊びたい人、波が荒い台を打ちたい人とかファンのニーズをしっかり埋められていたと思う。今って、基本的に使われてるキャラクターが違うくらいで、中身はほぼ一緒だもん。あと、まったり感がないよね。日がな一日まったり打てる台って今、ある?」

◆打ちたい気持ちはあるが……

 溢れ出るパチンコ愛を語ってくれた大森さんにも、他の方と同様にもしも昔と同じようなパチンコに戻ったら打つのか?と聞いてみた。

「打ちたいと思うし、打つと思う。確変ダメでも普通に1800発くらい出てくれれば、打つよ」

 規制緩和やスマートパチンコもいいが、パチンコ業界はヤメたオッサンやオバチャンたちの声に耳を傾けてみてはどうだろうか。意外と復活のヒントがあるかもしれない。

取材・文/谷本ススム

【谷本ススム】
グルメ、カルチャー、ギャンブルまで、面白いと思ったらとことん突っ走って取材するフットワークの軽さが売り。業界紙、週刊誌を経て、気がつけば今に至る40代ライター

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください