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元ラブホ清掃員の女性が明かす、客の“使いかけ”を従業員が再利用している備品とは?

日刊SPA! / 2024年6月5日 15時54分

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※写真はイメージです

 さまざまな事情を抱えた人たちが利用するラブホテル。一般的には、ドキドキ、ワクワクしながら、ときにはソワソワと向かう場所だ。
 実家がラブホ街にあり、学生時代はラブホで清掃員のアルバイトをしていた前田裕子さん(仮名・20代)。今回は、働きはじめた頃に驚いた備品の裏話や、世間が思っているラブホのイメージと実際のギャップを教えてくれた。

◆“実家がラブホ街”で良かったことは…
 
 前田さんは大人になってからラブホ街に暮らしていることを会話のネタにしており、「意外とコミュニケーションにもつながる」という。老若男女を問わず、ラブホの話は盛り上がるそうだ。

「え? あの辺りに住んでんの?」
「あそこ……人が住めるの?」

 ラブホ街に住んでいると高確率でこのように返される。ひどい言われようだが「完全に慣れてしまっている」と前田さんは話す。普段は治安や下ネタについての話が多いのだが、周囲が、「ラブホ街についてどんなイメージを持っているのか」が気になり、前田さんから聞いてみることもあるという。

「不思議と『Aホテルがおすすめ』という話は出てきません。すべてのラブホを知っているわけではないので、いちばん聞いてみたいことなんですけどね」

 そのなかで特に印象深かったエピソードを教えてくれた。

◆まわりから見ると“イケナイ場所”

「介護職の外回りを担当している知人のSさんは、新規利用客の自宅を訪ねるため、他部署の女性職員と社用車に乗っていたそうです。そして、私の実家近くのラブホ街を走っていました」

 世間話をしながらラブホ街の角を曲がった瞬間、隣に座っていた女性職員が悲鳴に近い声をあげたそうだ。

「え? どうしたんですか?」と、驚いたSさんは車を止めることに……。

「どうやら女性職員は、“ラブホに入るのかも”と勘違いをしたらしく、『え、いや……だって、仕事中だし……第一……(私にそんな気はない)』と慌てたようすだったみたいです。もちろん、Sさんだってその気はありません。『いや、角を曲がっただけだったんですが』『仕事中だし、私は妻一筋なのに』と苦笑いでした」

“ラブホ街”
“気心の知れた同僚”
“ラブホとラブホの間を通る道”

 など、さまざまな要素が重なってしまったことから、やや気まずい思いをしたようだ。前田さんはそこの住人なので、具体的な場所を聞いてピンと来た。

「女性職員は、ラブホに挟まれた一般道の角を“ラブホの入口”と勘違いしたんだと思います。私たち住人は、その角を曲がらなければ自宅に行けないので、通るのは普通のことなんですが、他の地域の人から見ると“イケナイ場所”なんだなと実感しました」

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