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“大食いアイドル”もえあずが守り続ける「親の教え」と、転機になった「つんく♂の言葉」

日刊SPA! / 2024年6月7日 8時52分

――2015年には優勝して、自身初の“爆食女王”の称号を獲得。以降は、3連覇を果たします。

もえあず:初優勝したのはフィリピンのマニラで、炎天下で豚骨ラーメンをひたすら食べました。司会の中村有志さんに「優勝は……もえのあずき!」と言われた瞬間に、売れる未来がパーッと見えて、「人生決まった!」と思いました。

――きっかけとなったつんく♂さんから、お祝いの言葉はありましたか?

もえあず:いつだったか「ここからが勝負」だと言われたんです。芸能界で注目されると「チャンスが巡ってからは1周するけど、生き残れるかはもえあず次第」と言われて、それでも「歌い続けなさい」という言葉も心に残っているので、今もエラバレシとしてアイドルの活動を続けています。

◆時間内に食べ切れるか「恐怖」との戦い

――お酒を片手に、デカ盛り料理に舌鼓を打つYouTubeチャンネルも人気。笑顔でおいしそうに食べる姿が、印象に残ります。

もえあず:母から「笑顔で食べる人のもとには、おいしいものがまた巡ってくる」と教わったんです。だから今も、自然とニコニコしながら食べられるのかなと思います。

――勝負としての大食いに命をかけていた当時よりも、食べること自体を楽しんでいるのかなと。

もえあず:当時はとにかくテレビで目立とうと必死でした。出場者のスタイルも様々なんですけど、私は先行型で。誰よりも早く1皿目を食べ切るシーンは絶対に使われるので、スタートダッシュを決めたいと、番組を振り返って気が付いたんです。テーマとなる料理が発表された時点で「30秒で1皿目を完食して、制限時間が30分だから何分までにこれぐらいの量を……」とシミュレーションもして、アスリートの方のような意識でした。

――大食いバラエティ番組「デカ盛りハンター」でも、時間内に完食していて。計算の賜物では?

もえあず:理想は時間内ギリギリですけど、調整はけっこう難しいんです。計算がミスって1秒でもはみ出せば使ってもらえませんし、正直、嘘をついている番組もあって……(苦笑)。でも、「デカ盛りハンター」のように私の出演番組はすべてガチです。時間に間に合わず、一口分が残っているだけでもアウトですし、失敗の許されない恐怖と戦っています。

◆ボツになった企画は「たくさんある」

――様々な大食い番組に出演して、なかには、過酷な現場もあったのでは?

もえあず:覚えているのは、タコを丸かじりする仕事ですね。島の海辺でゆでダコを頭から足まで食いちぎって、見た目がグロテスクだしきつかった……。フードファイターの方々とも協力して駄菓子屋を1軒丸ごと食べ尽くす企画もあったんですけど、さすがに完食は無理でした。じつは、撮影してもボツになった企画もたくさんあります(苦笑)。

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