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「腕時計に100万円は高すぎる」ロレックスよりもコスパの高い“予算50万円台”高級腕時計5選

日刊SPA! / 2024年6月9日 15時52分

 現在、サブマリーナーの16610は、最安値(ABランク以上)が約120万円となっていますが、2001年当時、16610の新品実勢価格は約38万円。それに対して、パシャ38mmは約45万円もしたのです。

 2012年頃までの中古相場において、両者の相場差は10万円未満といったところでしたが、2013年以降は16610の相場が上昇。その結果、今や両者の相場差は90万円程度となっているわけです。

 こういったことを考慮すると、上級モデル、なおかつ独特な世界観があるパシャ38mmを約30万円で買う、ということが魅力的といえますが、これもまた高級腕時計初心者からすると「理屈は分かっても実感がわかない」となるかと思います。

 ですから、安価な価格帯の中古腕時計ほど「慣れている人向け」といえるため、初心者向けの高級腕時計は予算40万円以上となるわけです。

◆予算50万円程度で買える腕時計

 予算50万円となると、有名なモデルや、多くの人が「格好良い」と思うような、万人受けするモデルが選択可能になります。

 最もオーソドックスな選択肢としては、オメガスピードマスターの3570.50(通称ムーンウォッチ)がありますが、これは現在約54万円~という中古相場となっています。

 また、他の選択肢としては、IWCのポルトギーゼ(IW371401など)が約55万円、ロレックスのエアキング(14000M)が約46万円であります。

 いずれも、人気要素を含んだ腕時計、なおかつ使い勝手が悪いという評判を聞かないような存在であるため、「良い選択肢」だといえるでしょう。

 また、もう少し安価なモデルとしては、チューダーのヘリテージクロノ(70330)の黒文字盤が約41万円となっており、比較的新しい世代、なおかつ人気モデルとしては、最も手が出しやすいと感じます。

 さらに、パネライは多くのモデルが50万円前後で購入可能となっている傾向があるため、この予算では最も「選択肢が多い状態」となっています。

◆予算50万円高級腕時計のおすすめポイント

<オメガスピードマスター3570.50>
超有名モデル。高級腕時計の人気モデルの代名詞的存在。数年前まで新品が30万円で買えたが今や中古最安値が50万円以上。お得感は無いが、ずっと値上がりしてきたという実績あり。有名モデルであるがゆえに、つけている人が多いというデメリットも。

<IWCポルトギーゼIW371401>
2010年頃までの相場では、5桁世代ロレックス(現在相場100万円以上)よりも高値というポジションだった。ロレックスの相場が「上昇」となる一方、ポルトギーゼは長らく相場が変わらなかったため、今でも10年前の相場に近い価格で購入可能。お得感が高い一方で、値上がり実績はスピードマスターに負けている。今後も、今のような値動きが続いたならば、「スピードマスターのほうが高くなる」という逆転現象が発生する可能性も否定できない。

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