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「昔は自己顕示欲がすごくあった」釈由美子45歳が“子育て経験”からたどりついた境地

日刊SPA! / 2024年6月15日 8時52分

 私は前から「フルフル現象」と呼んでいるんですけど、息子にも「フルフルしに行きたいね」と言って山に行きます。この間はタケノコの芽やつくし、高山植物や野鳥を一緒に見ました。ひとりで登ったほうがラクですけど、一緒に登ることで子どもからパワーをもらえたり、「うちの子、強いじゃん」と成長度合いも見えたりします。小さなころから自然と触れることで、五感も研ぎ澄まされます。

◆いつか日本の百名山を制覇したい

――釈さんも子どものころから山に登っていたんですよね。

釈:小さな頃はイヤだったんですけどね(苦笑)。「ディズニーランドに行きたい!」って(笑)。でも大人になって『にっぽん百名山』(NHK)に出て、ちゃんと調べようと足を運ぶようになってから山の魅力に気づきました。私が初めて山に登ったのが、幼稚園のときの富士山だったので、子どもも同じ年長のときに「途中でリタイアしてもいいから」と富士山に登りました。そしたら頂上まで登れて、子どもの自信にもつながりました。「もっと登りたい」と言うので、一緒に行くようになりました。

――それはすごい。

釈:仕事ではあまり「こうしたい!」みたいなものはなくてご縁だと思っていますが、唯一の目標として、プライベートでは、子どもが育ったあとも登山を続けて、日本の百名山を制覇できたらいいなと思います。たぶんまだ10も登ってないくらいだと思いますけど、時間をかけてでも。

◆ゴジラファンのアメリカ人監督から出演オファー

――ご縁があればというお仕事も順調です。公開中の『Ike Boys イケボーイズ』は、日本の特撮に影響を受けたエリック・マキーバー監督によるアメリカ映画です。釈さんの出演はご指名で、最初に会ったときは、監督が釈さん主演の『ゴジラ×メカゴジラ』(2002)のDVDを手にされていたとか。

釈:そうなんです。「僕が高校生のときに買ったDVDなんです。いつか釈さんとお仕事するのが夢で頑張ってきました」とおしゃっていただいて、すごく嬉しかったです。『ゴジラ』という日本を代表する作品が海外に行って、ひとりの高校生に影響を与えたんだなと。それがこうして新しい作品につながって、本当に『ゴジラ』に感謝です。

――海外でもずっと人気ですね。

釈:昨年シカゴのG-FESTという、ゴジラと日本の怪獣ファンが集まる大きなイベントに行ったんです。コミコンみたいな感じで、日本よりすごいんじゃないかというくらい熱狂的なオタクファンの方たちがたくさんいました。

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