三觜喜一プロがスコアに苦しむゴルファーに提案「朝イチ練習でやるべきこと」
日刊SPA! / 2024年6月23日 8時46分
著書『ゴルフの思考法』でスコアアップに繋がるコースマネジメントを解説する三觜喜一プロ
―[誰も知らなかったゴルフの真実]―
ゴルフシーズンを迎え、今年こそはスコアアップを目指したいと願うゴルファーも多いはずだ。そうした数多くのゴルファーの悩みに答え、絶大な人気を誇るティーチングプロの三觜喜一氏。著書『ゴルフの思考法』の中でも「スコアは打つ前に9割決まる!」と豪語する、その理由とは? 今回は即実践できるラウンド術、なかでもティーショットのマネジメントについて話を聞いた。
(以下は『ゴルフの思考法』より抜粋)
◆朝イチスタート前練習で確認すべき〝今日〟のボール位置
アマチュアの方にとって朝イチのティショットは大仕事。朝イチでOBでも打とうものなら、その日一日が終わったくらいにショックを受ける人もいるようですが、当然ながらそこまでのことではありません。
前述したように、マネジメントした方向に打てれば林に入れてもミスではないし、反対の面に行ったら次の対策を講じればいいわけですから、結果はどうであれ大げさに考えないことです。
朝イチショットの前に、みなさんクラブハウスを出たら、ラウンド前の練習をすると思います。私は朝の練習をしないタイプですが、もし練習するとしてもドライバーしか持っていきません。
そこで、何を確認するか。それはどのボール位置に対しスイングすれば真っすぐ飛ぶのかです。
細かいことは考えずにドライバーを振って、真っすぐ飛ぶボールの位置を見つけるわけです。同じアドレスをしているつもりでもボールの位置は微妙に違います。仮にボール位置が一定だとしても、アドレスの姿勢や体の動き方は毎日変わっている。そのため、打球が右に出たり、左に出たりします。思ったより高く上がったり、低くしか飛ばない日もあるかもしれません。
アマチュアの方は、それがおかしいことだと思い、どこが悪いんだろうと〝犯人探し〟を始めます。すなわちスイングチェックを始めるわけですが、こうなったら、その日のゴルフは終わりです。スイングをチェックしても原因は見つからず、見つかったとしてもラウンド直前のコンディションや精神状態で修正できるはずがありません。これはプロでも同じこと。限られた時間と球数では出球が安定するボール位置を見つけるくらいしかできないのです。
だからこそ、朝の練習ですべきことは、今日の体の調子から真っすぐ飛ぶボール位置を確認すること。そこを把握したうえで、朝イチのショットに臨みましょう。
◆朝イチ何も考えずに打って出た球を確認する
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
〈練習法に迷ったらコレ!〉大人気ゴルフYouTuberてらゆーが教える“絶対にやるべき”反復ドリル
集英社オンライン / 2024年6月22日 20時0分
-
〈バンカーが超簡単になる打ち方〉「手首だけ」使う意識があればナイスアウト連発! 飛距離のコントロールは砂の量を目安に
集英社オンライン / 2024年6月21日 20時0分
-
三觜喜一プロが語る「ティショットは真ん中を狙って打たない」がゴルフ上達の理由
日刊SPA! / 2024年6月21日 8時45分
-
三觜喜一プロが語る「ドライバーの飛距離“盛る”ゴルファーは上手くならない」理由
日刊SPA! / 2024年6月19日 8時45分
-
ゴルフにおけるスライスの根本治療には「背中の面の意識」が必要! 適正なスイング軌道を作るボディターンのコツ
集英社オンライン / 2024年6月16日 8時0分
ランキング
-
1【陸上】飯沢千翔、いったんは失格も上訴を経て救済 日本選手権男子1500mで異例の計6人が救済措置
スポニチアネックス / 2024年6月27日 21時25分
-
2【絶好調の“6月男”】ドジャース・大谷翔平、高まる「日本人初の三冠王」の期待 “最大の壁”となるのは「1番DH」
NEWSポストセブン / 2024年6月28日 7時15分
-
3ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月28日 9時26分
-
4ヤクルト畠山コーチが突然の退団 原因は金銭トラブルか…水原一平事件では「畠山は大丈夫か?」との声が
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月27日 19時2分
-
5大谷翔平vs“530億円男”、絞られたMVP争い ベッツ離脱で米予測「有力候補に見える」
Full-Count / 2024年6月27日 20時11分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください