みなみかわの“元相方”が語る、芸人からADになった理由「人生の仕切り直し、後悔はない」
日刊SPA! / 2024年6月29日 8時51分
15年間の芸人人生でできた友人や繋がりをゼロにしたくなかったんです。「お笑いに近い業界で仕事をしていれば会いやすいだろう」という考えもあったんで、まさに渡りに船という感じで飛び込みました。
◆AD1年目は「毎日100回はやめようと思った」
――仕事内容や働き方へのとまどいはありませんでしたか?
吉田:「AD=大変」というイメージはあったのですが、当時の僕はそれを少し甘く見ていたところがあるといいますか……。テレビに少しは出させてもらってたんで、ADが大変な仕事というのは知ってましたが、「睡眠時間が減ることに耐えれば大丈夫だろう」ぐらいの軽い気持ちでいました。そしたら、想像をはるかに超える、とんでもない仕事でした(苦笑)。
――どんなところが大変だったんでしょうか?
吉田:今は働き方改革で改善されたので、あくまでも前の制作会社時代の話ですが、まず平素、睡眠時間が短かったです(苦笑)。普段から寝る時間を削って、リサーチやらなんやらの準備に追われていましたし、土日休みもほぼない状態です。やっとロケが終わったと思ったら、次は編集所に5日間ほぼ寝られないまま泊まり込むというのをいきなり経験しました。
ADを2年半やったんですけど、1年目は「この放送が終わったらやめる」って毎日100回くらい思いながら仕事をしていましたね。
◆3日間寝ずにレギュラー番組の編集を
――睡眠時間が短いのは大変ですよね。仕事への影響は大丈夫でしたか?
吉田:今だから話せるんですけど、ひとつ大きなポカをしたことがあります。まだ仕事に慣れていない1年目で、担当のレギュラー番組のほかに特番も持つことになったんです。要領がうまくつかめなくて、3日間ほぼ寝ずに編集所にこもってレギュラー番組の編集をしていました。その翌朝にプレビューといって、仕上げた特番のVTRをプロデューサー陣にチェックしてもらう作業が入っていました。その時に、ADが作ったナレーション原稿というものも渡します。
編集が終わり、朝方ギリギリに特番用の原稿を作ってたら、いつの間にか寝落ちしてたんです。しかも、エンターキーとか押しながら(苦笑)。ディレクターからの電話で目が覚めて、状況を説明したら「こっちで処理するから、今すぐ原稿を送れ」と言われたので、ワケの分からん文字が続いてるめちゃくちゃな状態で送ったんです。
現場にいるADも内容をチェックする時間がなかったらしくて、そのまま印刷してしまって……。あとで、「なんじゃ、あのナレーション原稿は!」って、めちゃくちゃ怒られました。
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