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みなみかわの活躍、元相方の“本音”「テレビに呼ばれる/呼ばれない芸人」を見て思うこと

日刊SPA! / 2024年6月30日 8時51分

吉田:いろいろ思い浮かぶ人はいますし、ぶっちゃけ番組のカラーによっても求められる素質は違ってくるんですが……。僕が見てきた中では、鬼越トマホークさんですかね。破天荒なようで、実はロケをちゃんとやってくれます。見てて、「そりゃ呼ばれるわ」と思いました。

あと、すごすぎて鳥肌が立ったのは彦摩呂さんです。まず、大きな声で「今日呼んでくれてありがとう!」って現場に入ってくるんです。食べてる時も、「美味しい!カメラさんも食べたそうにしてるやん! ADの子も(仕事の手)止めて、食べ食べ!」ってまわりを巻き込んでいくんです。芸能界が華やかだった頃にデビューされてるからか、現場での振る舞い方が、僕らの世代と全然違うんですよね。上手くまわりを巻き込んで楽しい空気感を作るから、いい仕事ができるんだなと、あの時は震えました。

◆テレビに呼ばれるイレギュラータイプの芸人

――最近だと、安田大サーカスのクロちゃん、女芸人のやす子さんをテレビでよく見る気がします。

吉田:クロちゃんは松竹の先輩ですし、今でもたまに飲みに行かせてもらいますが、確かに驚きました。完全に『水曜日のダウンタウン』(TBS系)という番組との出会いがあったからでしょうね。

 昔からよく遊んでもらってたんで、SNSに「今から歩いて帰る」とアップしながら、実際はタクシーで帰ってるなどの小さな嘘をついてることは、かなり前から知っていました。それを「水ダウ」のスタッフが見つけて、番組で大々的に扱って、クロちゃん専用の説明書を作ってくれたんですよね。

 この説明書作りが大きかったですね。そのタレントの扱い方が分かると、他の番組が「うちでも、こういうことをやってほしい」となるので。

――やす子さんはいかがでしょう?

吉田:やす子さんとは、まだ一緒に仕事をしたことはないんですが、明るくて真っすぐで、努力する姿がキレイに映る人だと思います。テレビ番組って、基本的には台本通り進行するんですが、そんな中でも苦労や努力しているシーンを撮りたいというのもあるんです。

 苦労しているシーンを撮るためには、芸人に色々とリクエストしないといけません。言い方を変えると、追い込まれないといけない。それに素直に応えてくれるので、色んな番組が「やす子さんにロケをしてほしい」と思うのでしょう。「番組との出会い」「番組の求めるものに素直に応える」というのも、テレビに呼ばれる芸人の特徴でしょうね。

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