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家の中を清潔にするだけでは不十分?ゴキブリの侵入を防ぐ秘訣を“フマキラー虫博士”に聞く

日刊SPA! / 2024年7月5日 8時52分

◆ゴキブリの駆除方法や実害

 ゴキブリが室内に侵入するのを防ぐには、エサを減らして清潔に保つほか、置き型タイプの殺虫剤が有効のようだ。フマキラー商品では、「ゴキファイタープロ(防除用医薬部外品)」が該当商品。こういった置き型殺虫剤を「屋外に置いたほうが効果的」と言う人もいるが、実際はどうなのか。

「玄関の外など屋外に置くと、『家に入ってくる前に殺せるから死骸を捨てる必要もなくてラク』という声もありますが、玄関の四隅など、室内に置くのがおすすめです」

 遭遇したときは、噴射式の殺虫剤や凍らせて動きを止めるようなタイプがおすすめだという。フマキラー商品では噴射ノズルがワンタッチで出てくるのが特徴の「ゴキファイタープロ ストロング(防除用医薬部外品)」、凍らせるタイプは「フマキラーゴキブリ超凍止ジェット」が該当する。

「噴射式の殺虫剤は薬剤が入っているのでよく効きますが、お子様やペットがいて薬剤が気になるという方には、凍らせるタイプもあります。ただ、凍らせるタイプは薬剤が入っていないため凍らせても動き出すことがあるので、しっかり直接当てるように噴射してください。ベタつきや床・壁の傷みが心配という方には、薬剤や油が入っていない凍らせるタイプがおすすめです」

◆ゴキブリで食中毒やアレルギーの恐れも

 さまざまな手段で徹底的に駆除されるゴキブリだが、実際にはどのような害があるのだろうか。見た目がグロテスクで動きも俊敏。また不衛生な印象から嫌われることも多いようだが、はっきりとした実害については判明していないようだ。

「いろいろなところを歩き回るためO157、サルモネラなどの菌を媒介して食中毒を引き起こす原因になったり、ゴキブリの排泄物がアレルギー反応を起こしたりするといわれています」

 まだはっきりとはわかっていないにしても、食中毒やアレルギーの可能性があるのであれば、できるだけ取り除いておきたいという人も多いはず。まずは室内のエサを減らして家の外まわりの草抜きなどをし、ゴキブリの進入を防ぐことからはじめてみたいものだ。

◆増えるまで気づかないスーパートコジラミの恐怖

 数年前から日本国内でも観測され話題となっている“スーパートコジラミ”、どこかで連れ帰れば最後、室内で増えれば清掃業者を呼ぶしかないともいわれている。そこで、トコジラミの厄介な部分とともに、習性を利用した持ち帰らない工夫や駆除方法について聞いてみた。

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