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ロレックス投資の超基本「6世代ごとの違いと中古市場の評価」をプロが解説

日刊SPA! / 2024年7月14日 15時52分

 2010年代前半頃までは、「ダブル」や「ルミノバ」といった“新しさ”が人気でしたが、今では人気要素は逆転。現在の価値観では「シングル」や「トリチウム」のほうが評価されているといえます。

 なお、デイトナの116520とデイデイトの118238といったモデルは、リファレンス自体は6桁でありますが、この『5桁世代』に分類できるといえます。

<特に高値となっているモデル>
・デイトナ16520:338万円~(200タキメーターといった初期世代が特に高値:約788万円~)
・GMTマスター2 16710 M番:298万円~
・サブマリーナー 16610LV ビッグスイス+ファット4:286万円~
※300万円以上に達していないが、それに近いモデルも紹介

◆【6桁世代(116)】斬新な要素も市場ウケはいまいち

 2004年にデビューしたデイトジャストとターノグラフからが『6桁世代』に分類できます。

『6桁世代』では、それまでのロレックスでご法度ともいえるような要素が採用されている点であります。例えば、ターノグラフはデイト表示が赤文字なのですが、これは近代的なロレックスではこの世代のみ。ちなみに、日本限定バージョンでは文字が文字と針が緑色。こういった色使いは6桁世代ならではだといえます。

 また、サブマリーナーの青文字盤(青サブ)やエクスプローラーの214270は、6桁世代ならではのデザインが市場では受け入れられなかったためか、どちらもモデル中期あたりでマイナーチェンジが実施されています。

<特に高値となっているモデル>
・デイトナ 116500LN:384万円~
・緑サブ 116610LV:273万円~

◆【126世代(現行モデル)】前の世代に対してムーブメントが一新

 2015年デビューのデイデイトを皮切りに、新世代ムーブメントを搭載したモデルが現行の126世代といえます。

 この世代が出るまで、リファレンスの桁数から『4、5、6』というように分類できたのですが、126世代からは法則が変更。『116610LN(6桁)』の次は、『1116610LN(7桁)』かと思いきや、『126610LN(116⇒126)』という変化になったわけです。また、ディープシーは2018年に126660が登場した後、2022年に再度モデルチェンジ。現行品は136660となっているわけですが、こういったことを見ると、今後は「136⇒146⇒156」というように世代が進んでいくのだと思います。

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