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元『egg』のトップモデルが高校の先生に。22歳ギャルが“第二の人生”を歩むワケ

日刊SPA! / 2024年7月19日 8時52分

きぃぃりぷ:マネージャーに聞けば分かるけど、メンブレ(メンタルブレイク)して、まだ立ち直れてない(笑)。今もまだ心は『egg』。6年もやってきたルーティーンがなくなって泣いてました。でもそんな私を見て、編集部の人たちは「『egg』があり続ける限り、きぃちゃん(きぃぃりぷ)の歴史は消えない」って言ってくれました。

◆「パイプ」をいっぱい作っておきたかった

――アツいですね! それだけ『egg』モデルを頑張ってきたということですよね?

きぃぃりぷ:もう、骨埋める覚悟で頑張ってました。10代のうちに『egg』の顔にしてもらったってスゴいことだし、一生の宝物をもらった感じ。だから、当時の編集長が「ここ(渋谷女子インターナショナル)の校長をやる」って抜けた時も「あとは任せたからガッツリやっちゃって」って言ってもらっていたし、モデルのリーダーを言い渡された時も「ウィ~~っす」って感じでした。驚きもなかったです。

――『egg』卒業後のキャリアについては、ずっと考えていたんですか?

きぃぃりぷ:パイプ(人脈)をいっぱい作っておきたかったので、辞めてからっていうよりは『egg』と並行しながら2年くらいは考えてました。『egg』から派生した『ageha』とか『nuts』とか姉妹媒体がいっぱいあるんで、「どっか行くかなぁ~」とも考えたんですけど、なんか違うなあと。

◆ギャル度を上げるためにメイクを頑張った

――メイク講師になったのは自然な流れだったんですか?

きぃぃりぷ:ギャル度を上げるためにメイクを頑張ってたら向いてた、みたいな? 『egg』モデルって身長170cmの子、ハーフの子、めっちゃ可愛い子もいるんです。ぶっちゃけクオリティが高い子が集まっているから、何かを極めないとって思ってたけど、私にはしゃべることしかできない。だからギャル度を上げるためにメイクにお金かけてました。

 別に人に教えようとか思ったわけではないけど、失敗をする中でいつの間にかスキルが身についていたから、編集長がいろんなメイク企画に誘ってくれるようになったんです。それで今になって校長から「メイク講師やらない?」って言われて、「押忍!」みたいな。

――ちなみにギャルが向いている職業ってなんだと思いますか?

きぃぃりぷ:明日から会社員になるとかは絶対無理だと思う。ギャルは自分でレールを作るのが上手いから、雇われる側じゃなくて、何かしらの個人事業主になってると思います。誰でも社長になれるわけじゃないけど、『egg』って“たまご”って意味なので、これをステージ台にしてみんな羽ばたくと思います。

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 派手な外見とは裏腹に、自分の進みたい道をしっかりと歩んでいるように見えるきぃぃりぷさん。取材中に出てきたギャル語もぜひ使わせていただきます!

<取材・文/谷亜ヒロコ 撮影/星亘>

【鈴木綺麗(きぃぃりぷ)】
2001年8月7日生まれ。茨城県出身。2018年から復活したギャル雑誌『egg』で「今風古風ギャル」として専属モデルの中で人気ナンバーワンを誇る。2024年4月に同誌卒業。現在「渋谷女子インターナショナルスクール」にてメイク講師を務める。X(旧Twitter):@9_6_0807KiSu

【谷亜ヒロコ】
放送作家を経てフリーライター&作詞家として活動中。好きなテレビ番組は「ザ・ノンフィクション」、好きなラジオはTBSラジオ、得意料理は春巻き。得意領域はカルチャー、音楽、芸能、住宅、美容など。Twitter:@rokohiroko

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