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馬券は4コーナーだけ見ればOK!“的中率激高”の予想法で「今週末おすすめの5頭」を紹介

日刊SPA! / 2024年7月20日 8時20分

Orfe氏:具体的には「内有利」「外有利」「前有利」「後有利」「フラット」という5つのレースバイアス(傾向の偏り。以下RBと表記)を設定しています。そして、RBをベースに競走馬を以下の5段階にランク分けしています。

前走ランクS→RBに反して馬券内(3着以内)に好走した馬。能力上位である可能性が高く、次走最優先で狙いたい。
前走ランクA→RBに反して好走した4・5着+5着馬とタイム差なしの馬。クラス上位の力を秘めている可能性が高く、次走優先して狙う。
前走ランクB→RBに恵まれて馬券内(3着以内)に好走した馬。RBに恵まれれば能力的に通用する。
前走ランクC→RBに恵まれず凡走した馬。RBに恵まれれば好走の可能性を残す。
前走ランクD→RBに恵まれながら凡走した馬。余程の理由がない限り次走は消せる。

手法としては、前走でRBに反して好走した「前走ランクS」(場合によっては前走ランクA)の馬を狙うのが基本です。一般的なレース回顧系の予想では、RBに恵まれずに凡走した馬(前走ランクC)の巻き返しをメインに狙うケースが多いと思うのですが、この中には単純に能力不足だった馬も含まれてしまいます。私の場合はRBに恵まれなかったのに3着以内に好走した馬を狙うので、高い的中率が担保されているのが特徴です。

——展開や馬場に恵まれなかったのに3着以内に来るような馬であれば、再度恵まれなくても3着に、恵まれればそれ以上の着順が見込めますもんね。元馬券攻略誌の編集部にいた人間としても「前走好走馬」を狙うアドバンテージは理解できます。近年は、期待値予想が主流となっているため、前走馬券外だった馬を狙う人が多い。その分、本当に“強い”前走好走馬を見抜くことができれば、的中率も回収率も高いレベルで両立できることは想像できます。

◆「後出し」でRBの精度を高めていく

——予想理論にもなっている「後出し」についても教えていただけますか?

Orfe氏:RBを判定して暫定的にランク付けした後、そのレースに出ていた馬の次走成績によって再評価を行います。これが「後出し」ですね。RBに恵まれなかった馬(前走ランクS・A・C)が次走で巻き返していたり、逆にRBに恵まれた馬(前走ランクB・D)が次走で凡走していたら、設定したRBの信憑性が上がるので、そのまま自信をもって「前走ランクS(A)」の馬を狙うことができます。

例えば7月7日福島11Rの七夕賞、私の◎はレッドラディエンスでした。前走のメトロポリタンSは少頭数で内ラチ沿いを通った馬が上位入線する『内有利』なRBだったのですが、レッドラディエンスは外を回して0.3差2着に好走。外を通った3着馬シュヴァリエローズは目黒記念(G2)で2着、対して内ラチ沿いを通った4着馬ショウナンバシットは巴賞(OP)で8着と明暗がわかれました。この事実からもメトロポリタンSが「内有利」であったことは間違いなく、RB 恵まれない中で2着だったレッドラディエンスは強い競馬。確信を持って七夕賞では◎を打ちました。

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