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馬券は4コーナーだけ見ればOK!“的中率激高”の予想法で「今週末おすすめの5頭」を紹介

日刊SPA! / 2024年7月20日 8時20分

◆「後出し」で、みせかけの『内有利』を見抜く

——「後出し」で評価が変わるケースもありますよね?

Orfe氏:はい。RBに恵まれたはずの馬が次走も好走し、恵まれなかったはずの馬が次走も凡走しているようなケースはRB自体を見直します。例えば、「内有利」と判定したレースで、内を通った馬が次走でも好走し、外を回った馬が次走でも凡走するようであれば、そもそもRBを「内有利」から「外有利」に変更するのです。こうして柔軟にRBを変更することで、誤った判断に引っ張られて損をし続ける事態を回避できます。

——なるほど。「後出し」をすることによって、どんどん設定したRBの精度が高まっていくわけですか。確かに、一旦、自分が下した判断を改めるのは勇気が要るので、仕組み化されているのはいいですね。

Orfe氏:「後出し」での評価変更が的中に繋がった例として6月2日京都11Rの松風月Sが挙げられます。◎ジレトールの前走は天王山Sで、このレースは1、3、4、5着馬が内目を通った馬だったためRBを『内有利』に設定しました。天王山S組は(松風月Sが行われた)6月2日までに10頭が次走を走り終えていたのですが、そのうち天王山Sで内目を通った5頭中4頭が次走も好走していたのです。

一方でRBでは不利だったはずの外を通った5頭は次走で全敗。内を通って8着に敗れていたサンライズアムールは次走の栗東Sを、同じく内を通って5着だったナムラフランクは次走で越後Sを勝利し、外を通った6着サトノテンペストは栗東Sで5着止まりでした。好走馬が内に偏っていたため、RBを「内有利」と設定していましたが、「後出し回顧」の結果、実際は内を通った馬が単純に能力上位だっただけだったということがわかったので、RBを「外有利」に改めました。

松風月Sで◎にしたジレトールは天王山Sでは内を通って1着。当初のRB「内有利」を適用していたら、「バイアスに恵まれた勝利なので次走は評価下げ」としてしまうところですが、「後出し回顧」の結果「外有利」にRBを改めていたため、松風月Sでも自信を持って狙うことができました(ジレトールは3番人気1着)。

◆今週末の「後出し回顧Log」推奨馬はこの馬たち!

 いかがでしたでしょうか。「予想効率が良く的中率が高い」という「後出し回顧Log」。本業に趣味にと全力を注ぎながら競馬とも真剣に向き合いたいというOrfe氏の思いが生み出した馬券術といえるのではないでしょうか。

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