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コンビニ店長と刺青の男が“無料の割り箸”をめぐって口論に。警察を呼ぶまでの呆れた顛末

日刊SPA! / 2024年7月21日 8時53分

コンビニ店長と刺青の男が“無料の割り箸”をめぐって口論に。警察を呼ぶまでの呆れた顛末

※写真はイメージです。

 コンビニで長く働いてきた筆者。辞めていた時期もあるが、現在はライター業の傍ら、知り合いの店長に「人手不足」を理由に頼まれ、空いた時間だけ手伝う生活をしている。
 今回はベテラン店員の筆者が、思わず目を疑ってしまった客の行動をいくつかあげていきたい。

◆セルフレジでは商品の数をごまかす客が多い

 まずは、導入されてから時間が経過したセルフレジとレジ袋にまつわる客の行動に関して少し意見を述べたい。

 セルフレジは、混雑時間が少ない店舗には必要ないと思う。

 理由は「万引き」だ。商品の数をゴマかし、スキャンをしないで持っていく客が予想以上に多かったのだ。

 バックルームにいても結局は監視しなければならず、レジにいても操作に困っている客のケアをしないといけないので、スタッフにかかる負担が大きい。筆者の店ではセルフレジはやめてしまった。

 レジ袋は、客も慣れてしまったのでトラブルはない。少し困るのは温めた弁当と氷や冷たいドリンクなどを一緒の袋に入れてくれと言われることだ。

 ベテランのスタッフとしては、なんだかモヤモヤする。「もう1つ袋を使いますか?」と言っても、もったいないと考えているのか「まとめて大丈夫ですよ」となる。

 温めた弁当、氷、新聞がある場合、何も考えないでレジ袋を3つ使っていた頃が懐かしい……。

 昔は無料だったから客は袋を要求していただけなのかもしれない。

 買った商品が1つだけだった場合、袋に詰めてあげたら、客が店を出る直前にゴミ箱に捨てるなんてことがあった。それを見越して商品を袋に入れなかったら「なんで入れないんだ!」って言われるし、「袋に入れましょうか?」と聞いても「当たり前だろ!」とトラブルの元になる。そのため、とにかく袋に入れることが以前はマニュアル化していたので、現在は正常になったのだと思う。
 
◆「割り箸」をめぐる店長と刺青の男のバトル

 通常、割り箸やフォークなどは店で弁当、総菜、カップ麺などを購入してくれた人につける。常連さんや、たくさん買ってくれた客が望んだら渡すようにもしている。これらは店の負担なわけで、タダではない。買い物もしない関係ない人に渡すことは禁止されている。

 朝の5時過ぎ、刺青の男が店に入ってくるなり、「弁当食べようと思ったら箸がなかったので1本もらえますか?」と、そんなことを言ってきた。

 その男が手に持っている弁当は、どこか“他の店で買ったもの”だ。店長は意味がわからずに断るが、相手も強気で返す。

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