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“日本一人口が少ない村”青ヶ島に住む40歳女性が、東京本土から戻ってきて感じたこと「退屈だろうと思っていたのですが…」

日刊SPA! / 2024年7月23日 8時51分

――ちなみに、動画の撮影も編集もご自身でやられているのですか?

佐々木:全部自分でやっています。スマホのアプリでできますし、作業自体は本当に簡単だなって思うのですが、飽きるっていうのが問題ですね(笑)。毎日変わりばえのしない自分の生活を、自分で撮って自分で編集しているんで。見ている方はそれを楽しんでくれていると思うのですが……。まぁでも、私にとっての日常が見ている方にとっての“非日常”っていうところが面白い部分だと思うので。船が接岸するシーンを延々と流す動画もそうそう見られないものだと思いますし。

◆若かったら、できていなかったかも

――佐々木さんの自然体で気取らない雰囲気が、青ヶ島ちゃんねるで映し出される風景にマッチしていますよね。

佐々木:テンション高めでやっていたら続けていけないですし、疲れちゃいますし、そんなに若くもないですし。若かったらわかりませんけど……。

――コミュニケーションは得意? それとも苦手ですか?

佐々木:苦手なタイプではないと思います。でも最近は島に引きこもってるいるので、苦手になってきましたね。東京本土にいる時は誰とでも気兼ねなく話せていましたし、コミュニケーション能力は高い方だと思っていたのですが、島にこもっていると人とあまり話さなくなるので……。家族としか話していないと、他人と話す時に億劫になったりするじゃないですか。たまに知人や友人が島に来てくれたりするのですが、そういう時はちょっと気合を入れないといけない感じですね。

――YouTubeは今ぐらいの年齢で始めたのが結果的に良かったですか? それとも、もう少し若い頃に始めていたかったですか?

佐々木:今だからできるんじゃないですかね。若かったら、もっと人の目とかが気になっていそうですし。今の自分はちょっとやそっとのことはどうでもいいっていうか(笑)。私のチャンネルの視聴者さんは年齢層高めの男性が多くて見守ってくれる方ばかりで嫌な人はいないのですが、たまに動画がバズったりするとチクチクしたコメントをする方がいたりするんです。でも、「なんか別に……」みたいな感じで流せちゃいますから(笑)。若い時だったらもっと気にするんじゃないかなと思いますね。

<取材・文/浜田哲男>

【浜田哲男】
千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界を経て起業。「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ・ニュース系メディアで連載企画・編集・取材・執筆に携わる。X(旧Twitter):@buhinton

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