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バラエティ番組「個人視聴率」BEST10。『突破ファイル』は4位、『ザワつく!金曜日』が2位

日刊SPA! / 2024年7月24日 15時53分

◆中高年から絶大な人気の『ザワつく! 金曜日』

 1994年に始まった『世界の果てまでイッテQ!』は個人もコアもトップ。特にコアのトップは不動である。家族一緒に観られるところが強みだ。MCはウッチャンナンチャンの内村光良(60)が務めている。

 数々の人気コーナーを持つ。その1つ「世界で一番盛り上がるのは何祭り」の14日放送では、リポーター役の宮川大輔(51)がイタリア中部の小さな町へ飛んだ。いつもながら祭りの高揚と宮川のテンションの高さは合う。イモトアヤコ(38)をスターにした「珍獣ハンター」も衰えを知らない。

『イッテQ!』について日テレの幹部と話すと、「日本で一番利益が出ている番組」と胸を張る。人気がある分、CMの価格も高いからだ。スポンサーになりたい企業が後を絶たない。

 それなのに不思議と終了説を流されることがある。日テレ内で打ち切りが取りざたされたことは1度もない。他局にも『イッテQ』が終わると思っている人間はいないだろう。もちろん秋以降も継続する。

 2018年から始まった『ザワつく! 金曜日』は中高年からの人気が絶大。一方でコア世代にはあまり観られていない。メイン出演者の長嶋一茂(58)、石原良純(62)、高嶋ちさ子(55)が50代以上だから、やむを得ない。司会進行のサバンナ・高橋茂雄(48)が若手に見えるから不思議だ。

 12日放送では一茂ら3人が昭和期にオープンカーが流行したことについて振り返った。中高年にはたまらない番組に違いない。番組側はコア世代におもねるつもりがないのだろう。

◆「BPOがバラエティをつまらなくした」は的外れ

 1995年にスタートした『鉄腕DASH』のメイン出演者はTOKIOの城島茂(53)、国分太一(49)、松岡昌宏(47)。やはり家族で観られるのが大きな特徴である。自然との共生を言外に訴えている番組なので、系列局は「青少年に観てもらいたい番組」などとPRしている。その触れ込みに偽りはない。14日放送では東京・荒川の天然ウナギとその漁などを紹介した。

「BPO(放送倫理・番組向上機構)がバラエティをつまらなくした」と言う向きがあるが、それが的外れであることが分かる。過激さを売り物としないバラエティでも人気は得られる。

『THE突破ファイル』は2018年に始まった。MCは内村光良。人間が絶対絶命のピンチをどう乗り越えたかを考えるクイズバラエティ。放送開始当初はやや苦戦したが、今では常に高視聴率を得ている。

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