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『RIZIN』手越祐也の騒動で振り返る「国歌独唱」の難しさ。過去には数多くの有名歌手が“大コケ”

日刊SPA! / 2024年7月24日 8時50分

<適切なキーを見つけ、音程を取るためのピッチパイプを使い、自分の声に合った歌唱スタイルとテンポを見定めること。アレンジを加えようとして自分の能力以上のことをやるのは絶対にダメです>(『Associations Now』 Why Is It So Hard to Sing “The Star Spangled Banner?”より 筆者訳)

◆『君が代』事前回避はある意味幸いだった?

 そう考えると、クセの強い歌で知られる手越の君が代が事前に回避されたことは、各方面にとって幸いだったのではないでしょうか。

 朝倉未来と平本蓮は、自分たちの試合こそが主役であるべきなのだから、余興はいらないと言っていました。確かにその通りです。

 しかしフルスロットルの手越がぶちかます君が代は、おそらく試合を食ってしまったでしょう。

 ただ、そんな伝説も見たかったと、ちょっと残念にも思うのです。

文/石黒隆之

【石黒隆之】
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。Twitter: @TakayukiIshigu4

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