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“非の打ち所がない”20代男性の背筋がゾクっとする正体。「マンションの扉を開けて出てきたのは…」

日刊SPA! / 2024年7月26日 15時52分

◆一年経って「結構楽しくなってきた」

 その後付き合って一年ほど経つが、今もなお彼のマンションへ行くときは母親がいるという。自分の身に喩えたらノイローゼになりそうな気もするが、その辺は大丈夫なのか。

「それが結構楽しくなってきて。ごはんも作ってくれるし、嫌味も言ってこないんです。娘みたいに可愛がってくれるんですよ。誕生日にブランドのバッグもくれたり。だから、もうこのままでもいいかな、って気持ちになっています」

 しかし、男女の儀式のようなものはどうなっているのか。

「それは、まあ。こっそりしています。お母さんが家に来るのが遅れてるときとか、買い物に出てるときとかに様子を見計らって。ロマンティックではないですけど、初めてのときもそんな感じでした」

 佐藤さんは明るい表情でそう語る。

 常識やルールというものは、それまでの人生においての思い込みなのかもしれない。彼らが幸せならば、他人からどうこう言われる筋合いもないのだろう。

<TEXT/山田ぱんつ>

―[奇妙な男女関係]―

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