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「写真集出るのにPRできない...」 "インスタグラビアの女王"がSNSの表現規制に戸惑い

日刊SPA! / 2024年7月28日 15時52分

◆「グラビア」へのSNSの規制が強まっている

 そんなセカンド写真集で気になることがあった。発売の発表の際に似鳥が寄せた言葉に「SNSなどの規制が変わっていっている今、私らしい写真をこれからの時代、どう表現して発信していけるのか、改めて考える時期にきていると感じていました」とグラビアへの悩みがのぞいたからだ。

 その裏にはインスタグラムの変化がある。

「最近、インスタグラムにあげる写真が、どんどん弾かれるようになったんです。過去の写真についても『これを消さないとあなたは今検索されませんよ』とピックアップされる状態になっていて。だから毎日チェックしないと分かんない状態なんです」

 ポリコレの影響でグラビアに対する風当たりは強くなっているが、それが直撃した格好だ。

◆アカウントをBANされる可能性も

「先日、一人でホテルに行って写真をいっぱい撮ったんですけど、その写真全部に警告が来たんです。キャミソールからちょっと谷間が見えるくらいの写真でも消されてしまって…。ファンの皆さんとのつながりがなくなってしまうので、アカウントをBANされるのが一番怖い。

 でも自分が好きじゃない、グラビア感のない写真をあげたいとも思わない。だから不安だけど、これは大丈夫かなって肌色を暗くしたりして写真をあげています」

◆好きな写真をあげられなくなってしまった

 厳しくなるSNSの規制はセカンド写真集にも大きな影響を与えている。

「『Ribbon』の時は写真をインスタに全部載せられたんですけど、セカンドに関しては表紙も載せられないんです」

 インスタでのグラビアは、口下手な彼女にとっての大事なコミュニケーション手段でもある。

「インスタが狭まって、好きな写真をあげられなくなってから、日常の楽しみが一個なくなって、穴が空いた状態でずっと過ごしてます。『表現する場がなくなったら…』と心配にもなって。最近のモヤモヤもあってセカンド写真集では思い切り弾けた感じがあります」

◆グラビアができていることは奇跡

 似鳥はもともと芸能界自体への興味はなく、表現者としての意識が強い。もしインスタで全くグラビアができなくなったらどうするのだろうか。

「来年再来年のことも考えてない性格なんです。なのでインスタがアカBANされたら、その時考えようっていう感じもあって。『ああ、受け入れ先がないな』となったら、他に楽しいことを探しにいくっていうのが私っぽいと思うし。その時になったら色々判断していこうって思ってます」

 今は先のことは考えず、大切なファンのためにもグラビアを続けていく。

「自分が生きて、今ここにいて、なんでか分からないけれどグラビアができている。それって奇跡なことだと思っているので、私のグラビアをしっかり残したいと思います」

【徳重龍徳】
大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年に外資ウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを多数担当。その後、某テレビ局のウェブメディアの編集長を経て、現在はフリーライターとして雑誌、ウェブで記事を執筆するほか、グラビア評論家としても活動している。Xアカウント:@tatsunoritoku YouTube:www.youtube.com/@gravurebanashi

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